ネスレのミロ、最近飲んでいますか?
昔は「強い子のミロ~♪」というCMでおなじみで、子どものいる家にはミロの瓶が常備されていたものです。
そのミロが、最近製法を変更したことにより、ニュージーランドで講義が続出しているそうです。
バニラ香料をなくしたことで、味が変わってしまったという印象を強く持つようです。
というわけで、ミロについて調べてみました。
そういえば最近ミロ飲んでないなぁ、どんなのだっけ?という方のためにも、ミロのことをおさらいしておきましょう。
まず、ミロは牛乳に溶かして飲むココア味の粉末麦芽飲料です。
その歴史は古く、1934年にオーストラリアで誕生しました。
とにかく栄養が豊富なのがその特徴です。
飲み方は、牛乳150mlに大さじ2杯のミロを溶かすだけ。
冷たい牛乳にも溶かせます。
1杯の牛乳+ミロで、1日に必要な栄養素のうちカルシウムの55.7%、鉄量の43%、ビタミンDの43.2%が摂取できます。
ミロ1杯分のカロリーと栄養素(牛乳は含まない)
エネルギー 60kcal
鉄 3.2mg
タンパク質 1.2g
ビタミンA 90μg
脂質 1.6g
ビタミンB1 0.27mg
炭水化物 10.2g
ビタミンB2 0.14mg
ナトリウム 16mg
ナイアシン 3.5mg
カルシウム 220mg
ビタミンD 1.7μg
ミロがいかに栄養満点かわかりますよね。
特に、日本人に不足しがちな鉄分とカルシウムの吸収をよくするビタミンDが豊富なのがうれしいところ。
牛乳嫌いの子どもにもぜひ飲ませたくなります。
また、ミロの原材料の中に含まれるココアには、わずかですがカフェインも含まれています。
ただ、ミロ1杯あたりのカフェイン量は、コーヒーの10分の一ですから、1日一杯程度ならお子さんや妊婦さんも心配しなくても大丈夫でしょう。
また、「ミロあるある」としてよくあるのが、カップの底の溶け残り。
これは、カルシウム、鉄分、ビタミン等が溶けにくいためです。
その中にも栄養がつまっていますので、よくかき混ぜて飲みましょう。
離乳食完了期の1歳半前後から飲め、子どもから大人まで、みんなにうれしい栄養満点の飲み物です。
ただ、一つ注意してほしいのは「身長に効果はない」であろうということです。
よくミロを飲めば身長が伸びると言う人がいますが、全然そんなことはありません。
確かにカルシウムは多く含まれていますが、カルシウムが多いから身長が伸びるということはありません。
身長の伸びる要因の一つではありますが、カルシウムだけで身長が伸びることはないので、要注意です。
このように、おいしく栄養補給ができるミロ。
最近では、アレンジ方法もいろいろと考えられています。
いくつかご紹介しますね。
@ryocyon ヨーグルトにもミロかけましたw
— なっちゃん(^q^) (@nxtxmx666) 2015, 5月 29
ミロのお湯割りも好き
— 液体質素 (@LiquidFrugality) 2015, 6月 7
ミロの味は、思い出の味なんで変わらないで欲しい。あの粉をね、ティースプーンですくって、しゃりしゃりと食べるのがうまいんだよ(キチガイ
— matsu hukuaka (@sayorana) 2015, 6月 10
@xtcmfkr 自分が子供の頃にミロ凍らせて割り箸突っ込んだアイスバーを売ってるドープな駄菓子屋がありましたw
— 7/20海の日はレゲエノットレゲエナイト (@zero_bunch) 2015, 6月 9
意外にも、粉末をそのまま食べるという人が多いようです。
牛乳を飲むのがちょっと重たいときはお湯で割ってみるのもいいですね。
他にも、抹茶とあわせたり、トーストにふりかけたりするという声もありました。
砂糖の量を調節して、クッキーやケーキを作るときにココア代わりにミロを使う方もいるようです。
みなさん、いろんな楽しみ方をしていますね!
栄養満点でアレンジも自由自在!
ミロは言うことなしのお手軽健康飲料ということがわかりました。
製法変更により生まれ変わったミロ、どんな風に味が変わったのか試してみるのもいいですね。