夏真っ盛り!うだるような暑さを更に暑苦しく演出するのがセミの鳴き声です。
夏の初めこそは、もう夏だなぁ、と認識させてくれるセミの鳴き声ですが行き過ぎてしまえば騒音でしかありません。
寝室の窓から大音量で聞こえてきた日には眠れなくなってしまいます。
過ごしやすい夏のためにもセミの騒音対策をご紹介いたしましょう。
セミが鳴くのは1年に一度の繁殖活動の一環です。
自分がここにいるんだという主張の鳴き声なのですが、あまりにも主張しすぎて他の生物まで害が及んでいるのが問題なところ。
セミの発する泣き声は数値にして90デジベル。
これは電車が通るときのガードの下の音と同じレベルの大きさです。
医学的には90デジベル以上の音を長く聞き続けると軟調をきたす原因になるのだとか、十分に気をつけてくださいね。
低予算~比較的安価に出来る対策です。
すぐにでも対策が取れるのが魅力でしょうか。
その1.耳栓をする
シンプルでいて低コスト、耳がもぞもぞするけれどこれが音を一番シャットアウトしてくれます。
ただ問題なのはセミの鳴き声以外の声もシャットアウトしてしまうところでしょうか。
何かに集中したいとき、セミの鳴き声が邪魔だ!と思ったら労せず簡単に出来る対策ではあります。
その2.防音カーテンを買う
耳栓がピンポイント防音なら、カーテンは広域です。
防音カーテンとは呼んで字のごとく防音性に優れたカーテンのことです。
防音カーテンは内側からの音だけでなく、外からの騒音の侵入も防ぎます。
値段はピンからキリまで揃えがあるでしょうが、高くても1組1万円以下のもので十分ことが足ります。
防音に優れたカーテンとは尺にも優れたカーテンであり、夏の強い日差し除けとしても有効に働くことでしょう。
設置の手間がありますが、一度設置してしまえば後はカーテンを引くだけで程度の音は抑えることが出来ます。
その3.ホワイトノイズを導入してみる
ホワイトノイズとは簡単に説明してみると様々な雑音の集合体のことで人に耳には「シャー」と言う音で聞こえてきます。
雑音に対して同じ雑音を導入することで双方打ち消しあい最終的には気にならなくなる、なおかつ集中力の向上にも繋がるのだそうです。
ホワイトノイズの発生はフリーのPCソフト、有料アプリなどさまざまにあります。
ただ雑音は雑音で他の音を流して打ち消すので雑音そのものが気になっているんだ!と言う対応には不向きかもしれません。
予算だけではなく、済んでいる住居のタイプにも制限が出てくる対策です。
お金と手間が張る分効果は抜群です。
その1.二重窓、防音サッシの導入
プチリフォームになりますでしょうか、窓に後付けするタイプのサッシの販売が各メーカーから展開されています。
コストは勿論、賃貸住宅などでは設置が難しい場合もあるでしょうが、ガラスを一枚多く設置するだけで外から侵入する騒音はまるっきり変わってきます。
同じく家内部からの騒音も響きにくくなりますので、設置環境があり、お財布に余裕がある場合は健闘してみても良いでしょう。
その2.セルフ防音室を設置
防音室と言うとアーティストや音楽家が使うようなビロード絨毯の豪華なものをかんがえられたでしょうか。
いえ、一般のご家庭でも一般の予算内で作成することが可能です。
目指すのは小学校や中学校の音楽室のような壁です。
これはダンボールでも代用可能で壁一面に配置することで防音の効果が期待できます。
部屋全体の設置でなければ効果は薄れてしまうので体力面で実現可能かよく考えてからの設置が宜しいでしょう。
騒音を元から絶ってしまえ!ならばセミ駆除です。
鳩などのように駆除することで罰せられることはないので我慢も限界だな、と思ったら是非。
その1.木酢液を散布する
木酢液は木炭を焼くときに出る煙から採取した万能の液体です。
コンクリートやセミがよく来るところなどに散布しておけばセミよけ、虫除けになります。
攻撃的に駆除しに言っているわけではないので心も痛みません。
その2.虫除けのアロマを設置する
効果があるとされるのはシトロネラ。蜂は勿論、主要な虫を寄せ付けません。
アロマテラピーとして香りを楽しむことも出来るので試してみる価値はあるかもしれません。
その3.ジェット水流で流し落とす
もっとも攻撃的な行動はジェット機能などがついたノズルでセミに直接水を噴射することです。
セミは羽がぬれると飛べなくなるので攻撃を受けると水を回避するためどこかへ飛んでいきます。
ただ、直接攻撃で怖いのが自分めがけて飛んでくることです。
虫は怖くないし大丈夫!な方であれば最終手段として水をかけることをおすすめします。