口元からのぞく真っ白な歯。
男女問わず憧れますよね。
でも鏡で見る自分の歯は、黄ばんでいたり、茶色のスジがあったり。
毎日ちゃんと磨いているのに、どうして芸能人のように輝く白い歯にはならないのでしょうか。
歯医者さんへ行って、機械で毎回磨いてもらうわけにもいきません。
歯のお手入れ、一体どうすればよいのでしょうか?
歯が変色してしまう理由は、コーヒーや紅茶、ワインやカレーなど、色の濃い飲み物や食べ物の色素が沈着してしまうことです。
お茶椀や白いマグカップについてしまう茶渋と同じですね。
この他、喫煙によるたばこのヤニも原因となります。
歯磨きしても取り切れなかった細かい汚れが蓄積していくうちに、歯の表面のたんぱく質と結合して歯の色を変えてしまうのです。
よく、「ステイン」という言葉を聞きますが、英語の「stain」には汚れ、しみの他に染料や何か物に着色するという意味もあります。
気づいたら、歯を染めていた・・・ということですね。
私も歯の黄ばみや茶色い筋に悩まされています。
でも、毎朝のコーヒーと午後に飲む紅茶をやめるなんて、出来ません!
赤ワインだって大好きです!!
だけど汚れた歯は嫌です・・・。
そこで嗜好品ときれいな歯、両方あきらめなくてもいいように、いろいろと試してみることにしました。
現在子育て中のため、あまり時間に余裕がありません。
このため、歯医者さんには行かずに自分でできる方法でやってみました。
①歯磨き粉をホワイトニング重視のものにする
今まで使っていたものから、「歯を白くする」というアピールが強いものに変えてみました。
数日使用していますが、あまり即効性はないようです。
ただ、歯についていた茶色い筋の様なものは、少し薄くなってきました。
ちょっと普通の歯磨き粉よりお値段が高いのですが、継続して使用すれば、汚れが付きにくくなってゆくのではないでしょうか。
②重曹を使ってみる
茶渋と聞けば、重曹を連想する方もいるのではないでしょうか。
お掃除の味方、重曹です。
重曹には薬用や食用と工業用のものがありますので、歯磨きに使う場合はもちろん食用と書かれているものを使用します。
重曹は弱アルカリ性なので、虫歯菌が出す酸を中和してくれます。
このため、虫歯予防にも非常に効果があるそうです。
そして、研磨効果で歯も白くしてくれるなんて凄すぎます。
早速、歯ブラシに重曹を付けて、磨いてみました。
歯のエナメル質を傷つけないように、優しく全体を磨きます。
1回では見違えるような即効性はありませんが、回を重ねると歯の隙間にこびりついていたスジや黄ばみが薄くなってきました。
ただ、研磨効果が高い分、磨きすぎになってしまう危険が高いようです。
毎日ではなく、数日に一度または週に一度くらいにしておいた方が良さそうです。
ちなみに、ブラシを使わずコップ一杯に重曹を小さじ半分程度混ぜた水で、うがいをするだけでも効果があるそうです。
こちらは毎回でも大丈夫ですね。
昔から塩が入った歯磨き粉がありますよね。
江戸時代から、塩と指で歯磨きをしてきたそうです。
お茶椀の茶渋掃除に塩を使っている方もいるのではないでしょうか。
これは、茶渋に含まれるタンニンが塩と結びつくから綺麗になるのです。
重曹よりは歯を傷める危険性が低いので、塩の方が良さそうです。
さっそく江戸時代方式で、指に塩をつけて磨いてみました。
歯茎の方も一緒にやってみましたが、意外と気持ち良かったです。
すぐ真っ白になった、という訳ではありませんが、こちらも継続する事でタンニンを除去していけるのではないでしょうか。
④この他、活性炭のサプリを使ってホワイトニングする方法もあるそうです。
頑固な茶渋ですが、日頃のお手入れでだいぶ防ぐ事ができそうです。