花火を行う際には、十分に注意をしなければいけないということがパッケージにも記載されていると思います。
そのルールを守らないと事故が起こってしまう可能性もあるのです。
ルールを守っていれば、トラブルが発生することはまずないでしょう。
しかし実際には事故が起こった、事故が起こる直前だった、ということもあるようです。
注意をしなければ、ルールを守らなければ、こんな大変なことも・・・
昔はよくロケット花火を購入し、遊んでいたという人もいると思います。
最近の子供はどうなのでしょうか?
もっと大きなもので楽しんでいるのかもしれませんね。
ロケット花火は正しく行わなければ危険です。
空きビンにロケット花火を差し、そこに火をつけて飛ばすというものです。
窓を開けて置くと、ロケット花火が思わぬ方向に行ってしまい、室内に入ってしまうこともあるのだそうです。
ですから行う場合には、住宅地ではない、広い場所で行ったほうが良いです。
自宅ではない場合もあるので、全く関係のない人の家に危害が加わってしまう可能性もあります。
⇒花火のできる場所は?家の前は?公園や海では法律で禁止されているの?
また何かの拍子に瓶が倒れてしまい、垂直ではなく、地面に平行な形で発射されることもあり、こうなるとどこかぶつかるところがないと遠くまで行ってしまうこともあるので危険なのです。
住宅の中に入ってしまったりすると、運が悪ければ火災が起きてしまうこともあります。
ですから記載されている使用方法をしっかり理解をし、住宅がないような広いところで行うことが大事なのです。
ロケット花火などの特殊な花火でなくても、花火は十分に気を付けて行う必要があります。
始末をしっかりしないとそれが元となり、近くの燃えやすいものから燃えて火事に発展する場合があります。
ですので、場所を選んだり、正しい遊び方をするのは大事ですが、後処理もしっかり行うのが大切でしょう。
⇒未使用の花火ゴミの捨て方・分別は?使用後の処分・処理方法は?
過去には花火大会で事故がおき、世間が騒いだこともありました。
日本では花火の爆発による事故というのはそんなには多くありません。
今は花火を打ち上げる際もパソコンで管理されていますし、ある程度距離のあるところから打ち上げることが出来るので、打ち上げる際の事故を防ぐことが出来るようになっているのです。
では花火大会で考えられる事故とはどのようなものがあったのでしょうか?
- 2013年福知山市花火大会爆発事故
この事故は花火大会の際に出店をした露店商が揮発性の高いガソリンを携行缶に入れ、そのガソリンが爆発をし、周辺にいた人がこの爆発に巻き込まれてしまった、というものです。
- 2001年明石花火大会歩道橋事故
駅に繋がる歩道橋に花火の見物客が殺到をし、将棋倒しとなる事故が起きました。
歩道橋も密閉された環境だったため、温度が上がり、息苦しさからパニックが起き、その結果将棋倒しとなりました。
花火が爆発する事故と言うのはあまり起きないようにはなっているのですが、会場の管理が問題になって起きる事故はあるようです。
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