子どもの頃、プールに入る前に準備運動をした経験がある人は多いでしょう。
意味も分からず、ただ言われるままに行っていたということもあると思います。
確かに何故必要なのか、というところまでは分かりませんよね。
水泳の授業の際に行っていた準備運動の必要性とその方法についてまとめてみました。
プールに入る際の準備運動とは?
プールに入る前、準備運動をしなければ、足がつってしまったり、心臓に余計な負荷がかかってしまうことがあります。
脳はこれからプールに入る、と理解をしていたとしても内臓や筋肉はまだその準備が出来ていないことが多いのです。
準備が出来ていない時点で水の中に入ってしまうと、体へのダメージが大きくなってしまいます。
よって、準備運動をすることによって体を温めることができ、内臓も筋肉もプールに入る準備をすることが出来るようになります。
また事故の防止やタイムを競っている場合には、タイムの更新にも効果があるというデータも存在します。
タイムが中々伸びないという場合には、準備運動をしっかり行うと良いです。
プールに入る前の準備運動として効果的なのがストレッチです。
汗をかくようなハードな運動をする必要はありません。
アキレス腱を伸ばすなど足がつらないようにすることも大事です。
体を柔軟にすることが出来るストレッチは簡単に出来ますし、運動の準備が出来る状態に持って行くことが出来ます。
体のコンディションを整えることにも繋がっていくのです。
行う時間としては10~15分が妥当でしょう。
学校によってはそんなに時間をかけることが出来ないということもあるので、そうなると5分程度で終わらせるようなこともあるようです。
体の上の方から下の方へ、または下の方から上の方 へという順番でパターン化させておくことによって、動かす部分をしっかりケアすることが出来ます。
ストレッチのやり方や必要なストレッチが分からない方にはこの動画がおすすめです。
整理運動って必要?
プールから出た後に整理運動を行うと良いです。
整理運動をすることによって、筋肉疲労を緩和させたり、疲れにくい体にしてくれます。
方法としては準備運動を同じようなストレッチで十分です。
伸ばすところはしっかり伸ばすということが大事なのです。
そうすることによって、乳酸も溜まりにくく、排出されやすくなるので、疲れにくい体を作ることが出来るのです。
準備運動も整理運動も必要性の高いものです。
面倒だと思わずにしっかりと行わないと事故や怪我の原因になってしまいます。
体への負担を軽減させるためにも必ず行うようにしましょう。