人生、どんな場面で他社から恨みを買うかはなかなか把握できないものです。いつの間にか逆恨みされていて、最終的に事件に発展してしまうということも少なくありません。
この記事では、逆恨みされる原因を解説して事前の対策方法を検討しつつ、もしも逆恨みされた場合にはどうすればいいのかということについても解説していきたいと思います。
逆恨みされる原因には、どんなものがある?
まずは、逆恨みされる原因について解説していきたいと思います。原因をチェックしておけば、ある程度対策ができて便利ですね。
意見を変えた結果、過去に同調していた人が恨みを持つようになる
ある程度名の知られた人に起こりがちな逆恨みは、こちらです。人間というものの意見は、ころころ変わっていくものですよね。
しかし、意見を変えるということは大きなこと。たった一つの意見を翻しただけで、その人が有名であればあるほど、これまで同調していた人たちが反感を抱くこととなります。
「あの時はああ言っていたのに!嘘つき!」という意識が募っていき、大規模な逆恨みが発生しますので、SNSやブログなどでも、自分の発言というものには気を遣っていきましょう。
炎上してしまうと、さらに波紋を呼んで取り返しが付かなくなっていってしまいます。
善意で行った行動が裏目に出てしまう
仕事でも学校でも、それ以外の場所においても言えることですが、自分が善意で、つまり正しいと思って行った行動が、相手には迷惑であるということもあります。
結果として、いいことをしたはずなのに逆恨みされてしまったという事態が起こってしまうのです。これは悲しいことですね。
こういったことが同じ相手に対して何度も重なっていってしまうと、最終的に相手の怒りが爆発して事件に発展してしまうこともあります。
相手が失敗の原因をこちらに押しつける
相手が自分の失敗を、責任転嫁してくると言う場合もあります。全く自分に非がないのに押しつけられたということもあれば、たしかに若干責任はあるということもあるでしょう。
自分に非があったのであれば謝れば済む話ですが、そうでなければ手のうちようがなく、大変ですね。
目立ちすぎている
学校や会社において周りから人気があるということは、同じくらい誰かに恨まれているということを考えておきましょう。
目立つということは、それだけで恨まれてもおかしくないことです。そして、目立っていると失敗も目に付きやすいため、より逆恨みは増幅されていくこととなります。
敵対しておく方が得だと相手が考えたため
良い意味でも悪い意味でも、目立っている人に対して起こりがちなのがこういった逆恨みです。
その人と敵対しておいた方が日常生活が円滑に進むということは、どんな場所でも起こってしまうものです。
自分がその対象だった場合は、それに乗っかられて、全く関わりのないような人からも逆恨みされてしまいます。これはとても辛いことですよね。
逆恨みをされたら、どうやって解決すればいい?
続いて、逆恨みされたときの解決方法を解説していきます。
危険を感じたら通報する
犯罪に繋がりつつある、あるいはもう犯罪になっているのであれば、警察などに助けを求めましょう。
しかし、こういった問題はなかなか丁寧には対応してもらえないことも多いです。自分で解決することを求められるケースも多いため、あまり期待はできません。
常に先の先まで考えて行動する
逆恨みされないために大事なことは、相手が自分の行動に対してどう思うかを常に考えながら行動することです。
相手の気持ちになってものごとを考えられれば、逆恨みされるような行動を抑えられるようになります。
何も考えずに思ったことをすぐに口に出したり、実行に移したりはせず、じっくりと考えましょう。
不用意に目立つような行動をしすぎない
周りからチヤホヤされたいということは、誰でも思うことです。しかし、不用意に目立ってしまうと、逆恨みされてしまいます。出る杭は打たれるということですね。
生活においては、目立たずに慎ましく暮らすこともとても大事なことです。目立つような行動をするということは、リスクも伴います。
人生のここ一番というとき以外は、あまり目立たないように心がけてみてはいかがでしょうか。
意見を変える場合はなぜそうなったかを詳しく説明する
SNS等で発信した意見を変える場合は、なぜ意見が変わったのかをしっかりと説明しましょう。
見ている人を上手く言いくるめられれば、逆恨みされる割合は大幅にダウンします。説得に失敗したら、逆恨みされてしまいます。
軽く謝罪も交えつつ、誠意を持って、意見が変わった理由を説明しましょう。それが、インターネット社会において生きていくうえでのコツです。
不用意に自分の意見を歯に衣着せずに発信するのも、控えた方が良いですね。