高校や大学では、途中で退学してしまう人が何人か出てきますよね。現在自分も辞めようか悩んでいるという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、辞めるには理由が必要となります。高校や大学を辞める人はどのような退学理由を挙げているのでしょうか。
この記事では、高校や大学の退学理由をまとめています。
どういったものがあるか、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。
高校を辞める・退学になる時の理由
まずは、高校を辞める理由を解説していきます。
喫煙や飲酒が学校にばれたため
高校生の不良が学校を辞めさせられる理由として挙げられやすいのは、タバコや酒に関するトラブルです。
背伸びをして喫煙や飲酒を行ってしまいたくなるということは誰にも1度はあるでしょう。学校で仲間と集まってそれを実行してしまう人が、どこの学校にも必ず現れるものです。
しかし、もちろんそれは校則やその他諸々の社会の規範に背く行為です。そのため、見つかると学校からは厳重に処罰されることとなります。
校内でライターが見つかったため緊急集会が開かれたという経験がありませんか?
バレたとしても1回では厳重注意や停学で終わり退学にならないケースもありますが、1回処分された後にまた同じことを繰り返してしまうといよいよ退学になる確率が高まってきます。
酒・タバコのトラブルは自分が誘惑に打ち勝つことができれば回避できます。不良に脅されて無理矢理自分も輪の中に入れられてしまうというケースもあるでしょう。
しかし、こういった反社会的行為が原因で退学になってしまうとその後の人生が大変ですので、避けたいものですね。
学力的に厳しい
頑張ったり運が重なったりした結果、本来の自分の学力より高い偏差値の学校に入ってしまい、授業について行けずに退学を選んでしまうというケースがあります。
また、反対に別に第一希望があったのにも関わらず落ちてしまい滑り止めで受けた高校に入った結果どうにもしっくりこないのでそのまま学校に通うのが嫌になってしまいそのまま辞めるというケースもあります。
学力の問題は、高校の退学理由の一つになるということですね。
周りと打ち解けられず、登校するのが辛い
高校では今までの友人と同じ学校に行かないというケースも多々ありますよね。そして新しい環境で友達ができず、休み時間などに苦しい思いをするという人がいます。
不良と揉めてしまい教室に居づらいということもあるかもしれません。
人間関係の問題もまた、高校の退学理由の一つです。先生と揉めてしまうというケースもあるでしょう。
それまでにも欠席が多かったため
学力や人間関係の問題と同時並行して起こりやすいのが、欠席が増えていくというものです。
何か辛いことがあったり悩んでしまうことがあったりすると、一度欠席してしまえば最後。ずるずると休みが増えていってしまい最終的には出席日数の問題に発展していきます。
出席日数が足りないと、留年となってしまいますよね。留年すると自分が年下の人たちと同じ教室で過ごす中、かつての知人達は皆進級や進学をしていきます。これほどまでに惨めなことはないでしょう。
そして最終的に退学してしまうのです。
大学を辞める・退学になる時の理由
ここからは、大学を辞める理由について考えていきたいと思います。
高校と被る部分もありますので、大学特有のものを中心に挙げていきます。
思っていたキャンパスライフと違っていた
高校にも同様のケースはありましたが、大学はさらにこういったことが顕著でしょう。
滑り止めで受けた、まったく興味のない学部二杯って4年間を過ごすことはなかなかに過酷です。何しろ全く自分の好きなことにかすりもしていないわけですし、専門的な内容を多く含んだ講義が展開されますので、嫌になってしまう人は多いのです。
一度退学して、もう一度自分の行きたい大学を目指したり、あるいは仮面浪人をしたりする人はたくさんいます。しかし、一度入ったからにはできる限り退学を選ばずに頑張るべきでしょう。
単位が足りない、他にやりたいことができた
大学は高校以上にまったく大学に行かずに別のことに没頭してしまう人がたくさんいます。その結果として、単位が足りなくなってしまうのです。
人によっては何年も留年して時間を稼ぎますが、学校に行かずにしていたことで大成できそうな場合などはそのまま学校を辞めて社会に出たり、やりたいことに打ち込んだりするというケースがあります。
芸能人などの著名人にもこういった話をよく聞きますよね。むしろ、大学をそのまま卒業していたらダサいというイメージさえあります。
しかし、大学を辞めるということは非常に大きな決断です。その後どんな困難が待ち受けていてもかまわないという固い意志がなければ、安易な退学は控えた方が良いでしょう。