僻みとは、一言で言ってひねくれた心のことです。
特に、誰かがチヤホヤされたり良い目にあっていたりすることを快く思わない人のことを言う言葉です。
僻み根性が強いということは、もちろん褒められたことではありません。
しかし多くの人は、大小はありますが僻み根性をもちあわせているものです。
この記事では、僻みっぽい人の心理や僻み根性を治すためにどのようなことをしていけばいいのかということについて解説していきたいと思います。
自分が僻みっぽいと考えている方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
僻みっぽい人の心理
僻みっぽい人にはどのような心理があるのか、解説していきます。
僻みっぽい人が何故僻みっぽくなるのか。
その最大の原因は、自分に自信を持てないということです。
自分に自信がないからこそ、他人の動向が気になってしまうのです。
自分が僻みっぽいと感じている方は、自分の生き方に自信が持てていないのではないでしょうか?
隣の芝は青いと言います。
周りと自分を較べると、たくさんの問題に直面することになってしまいますよね。
本当は自分の方が相手よりも立場などで上回っていて、持っているものもまた立派だったとしても、自信を持っている周囲の人が持ちあわせているもの(アイテムだけでなく人望など様々なもの)が羨ましく見えてくるものです。
しかし、この欠点を自覚しているのであれば無意識に僻んでいる人に較べて治しやすいこともまた間違いありません。
その点はご安心ください。
人生においては様々な選択肢が現れてくるものですが、あの時別の選択をしていれば・・・と後から後悔してしまうことも多々ありますよね。
人生において後悔ばかりしていると、周りの成功している(ように見える)人たちが羨ましくなり、やはり僻んでしまうのです。
後悔しない選択をしていけば、きっと僻み根性を治すことができるでしょう。
イベントごとにおいて、自分ではなく別の人が活躍してチヤホヤされているとどうしても相手を僻んでしまうということは、多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。
これもまた、僻みっぽい人が持ち合わせている心理の一つです。
手に入れられるものだけでなく、手に入らないものもどんどん手に入れたいという欲深さが、周囲の人物に対して僻んでしまう原因です。
これもまた、今後僻み根性を治したいのであれば気をつけていかなければいけない心理状態ですね。
僻み根性を治すには
僻み根性を治すためにはどういったことをしていけばいいのか、ここから解説していきます。
誰かが良い目にあっていることで自分にメリットがないか考えてみる
「それに較べて自分は」という、自分は何も得をしていないという損した気分から僻みは生まれます。
誰かが得をしていることで何か自分にも得することがないかどうか考えてみてはいかがでしょうか。
何か一つでもそれを見つけられたのであれば、僻む心は薄れるのではないでしょうか。
ぜひ、試してみてください。
これが一番大事なことかもしれません。
自分に自信があれば心を広くすることができますので、周りの人々がどうなろうと穏やかな気持ちでそれを見つめることができますよね。
自分のマイナスポイントばかり見つめてしまっている方は、ぜひ自分の良さをできる限り挙げていってみてはいかがでしょうか。
自分の良さを見つけ、それに自信を持つことができれば、きっと僻み根性は自然に治っていきますよ。
周囲の人々がいかに尊い、大事な存在であるかをじっくりと考えてみましょう。
僻んでいる対象の人物にはあまりいい感情を持ち合わせていないかもしれませんが、改めてその人の何が自分を僻ませているのかを考えたうえで、何故自分がそこまでその人の境遇を僻まなければいけないのかも思い返してみましょう。
長々と考えているうちに、それほど悩むことではなかったのではないかと思えてくるかもしれません。
人間は一人では生きてはいけない動物です。
多少気にくわないところがあったとしても、自分がその感情を無理に増幅してしまっているということもありますよ。
僻んでしまうのはもう仕方がないという段階になったとしても、けっして周りの人たちにその感情を出さないようにしましょう。
もしも周囲に誰かを僻む発言を繰り返すと、誰にもメリットはありません。
僻んだとしてもその感情を一切表に出さなければ、それは僻んでいないのと同じこと。
この点にさえ気をつけていれば、誰にも迷惑はかかりませんので僻むことによって自分が嫌われてしまうこともありません。
以上が、僻み根性を抑える方法です。
この記事を読んで僻みという気持ちの心理を知ったことで、この感情とも上手くつきあえるようになったのではないでしょうか。