昭和の時代から続くいたずらである、無言電話。歌の歌詞などでも取り上げられることがありますよね。
なぜ人は無言電話をしてしまうのか、かけられて困惑させられる側としては気になるところですよね。
そして、対策方法も知りたいという方が多いのではないでしょうか。
この記事では、無言電話について徹底解説を行いたいと思います。
無言電話をかけられたという方は、まず心当たりがないか確認してみましょう。
例えば、あまり良くない別れ方をした恋人がいるという方。これは怪しいですよね。
会社の電話にかけてそこから相手に代わってもらった段階で無言電話を始められた、という場合などは完全に過去にあなたと関わりがあった人物です。
なぜならば、代わってもらったと言う時点で相手はあなたを知っていることが確定されます。
かかってきた電話番号に見覚えがないかも確認してみましょう。スマホなどの連絡先を消していなかったかつ仲が悪くなっている相手がいるのであれば、もしかしたらその人の名前が履歴に表示されているかもしれませんね。
このように無言電話をかけてくる相手が予想できる場合であればいいのですが、まったく予想が付かないという方もたくさんいらっしゃるでしょう。
無言電話は、しようと思えばいくらでも、そして誰でもできます。
固定電話や公衆電話からかける無言電話ならば通話時間が長くなるほど料金がかかりますが、携帯電話であれば最近カケホーダイというものが主流になっていますので、気軽に無言電話を行うことができます。
過去、現在の怨恨から来る無言電話もあれば、いたずらで何の理由もなく行われる無言電話もあります。
そして、辛い出来事があって何かで発散したいものの直接的な犯罪に走ることもできないために無言電話という微妙に迷惑な行為に走ってしまうという人もいます。
無言電話にうかつに対応すると、相手はつけあがってしまいます。
例えば本当にいたずらでやっている場合は、こちら側が焦ってしゃべればしゃべるほどに向こうは喜びます。
相手が何者かをいくら聞いたとしても、全く無関係な人ならば直接探り出すことはよほど相手がうかつでない限りは難しいでしょう。
警察に連絡をしたとしても、なかなか捜査してくれるということはありません。
とくに相手の電話番号が非通知ですと、相手の電話番号を知るために対応するということは大変です。
無言電話が非通知で何度もかかってくるという場合は、簡単な解決方法があります。非通知の電話を着信拒否にすればいいのです。
携帯電話の場合は、docomoとauは無料、SoftBankならば月額100円で非通知電話やかかってきて欲しくない電話番号をブロックすることができます。
固定電話の場合も、同様のサービスが受けられます。有料の場合が多いですので、確認しましょう。また、対応した電話機を用いる必要があります。
携帯電話の番号などが表示された場合、念のためにGoogleでこの番号を検索してみてはいかがでしょうか。
心当たりがない場合、もしかしたら正体がわかるかもしれません。
ただしこの方法で100%相手を知ることができるわけではありませんので、その点は理解した上で試してみてくださいね。
無言電話などの迷惑電話に絡まれないために重要かつ楽なことは、相手と会話しないことです。
無言電話だと一方的な語りかけになりますが、これも策にハマってしまったのと同等です。
相手と会話しないためには、電話に出なければいいのです。
固定電話の場合は、ナンバーディスプレイを契約しましょう。これで誰がかけてきたのかわかるようになります。
電話機によっては、電話帳の機能で名前も登録できますよね。
携帯電話の場合は、そのままの状態でも相手が連絡先に載っていれば誰かわかります。
これらに載っていない、誰かわからない電話はすべて無視しましょう。
そして、非通知でなければ念のため相手の番号を控えておきます。Googleで検索すると、銀行や会社などからの電話であればその情報が表示されますし、セールスなどの迷惑電話ならばその情報が表示されます。
これらと関わりのない電話番号であったとしても、基本的には重要な用件であればまたかかってきます。
もしもその状況でまたかかってきた電話が無言電話だった場合は、その番号をブロックしてしまいましょう。
どうしても無言電話が止まないので誰か突き止めたいという場合は、探偵に依頼することもできます。
しかし、本当に相手を見つけられるかはわかりません。基本的には、着信拒否で対応してしまうことをおすすめします。怨恨の可能性がある場合は別ですが、いたずらだった場合、いたずらに労力をさくのはもったいないですよね。