実家住まいを長く続けていると、そろそろ自立したいと考えることがありますよね。
例えば大学への進学や就職などの大きな機会や、ぼんやりとした生活を続けていてこれではいけないと思った時、自立を考えるのではないでしょうか。
自立と言っても精神面での自立や、暮らしのうえでの自立が存在しますよね。それら全てをひっくるめて、自立するにはどうすればいいのかお悩みの方も多いでしょう。
自立するためには様々なことが必要となります。
この記事では、自立に必要な様々なことを解説します。この記事を読んで、自立のための準備を始めていただければと思います。
自立するにあたって最も大事なことは、志です。
自立するぞ!という強い心を持たなければ、すぐに力尽きてまた誰かに依存するだらけた暮らしに戻ってしまいます。
まずは、絶対に自立しようという志を持ちましょう。困難に陥ることはたくさんありますが、志さえ高ければ耐えて頑張れます。
自立して1人で生きていくと、周りの人々と自分を較べて自分は劣っていると思い、悩んでしまいがちです。あまり楽観視するのも考えものですが、落ち込みすぎて塞ぎこんでしまわないようにしなければいけません。
精神的な自立にあたっては、責任感を持った行動が重要です。学生時代などは誰かに責任を丸投げしても生きてこれたかもしれませんが、自立して生きていくうえでは責任をもって生きていかなければいけません。
長い人生を生きていくうえで、自分のことは自分で決められなければいけません。しかしそれができれば、それは自立しているということです。
決断しなければいけない機会は突然訪れます。その時に備え、しっかりと判断が行える人になりましょう。
学校では、挙手するべき場面で挙手ができないということがあったかもしれません。しかし、社会で生きていくうえでははっきりと意思表示ができることが重要です。
意思表示ができなければ悪い人に騙されてしまうかもしれませんし、押しの強い人に流されて自分が不利な状況になってしまうかもしれません。
自立のため、意見をしっかり言えるようになりましょう。
働かざるもの食うべからずということで、暮らしのうえでの自立にあたっては働かなければいけません。アルバイトでも会社への就職でもいいので、まずはどこかに勤めてみましょう。
毎月稼がなければいけない予算は、生活の質によって変わってきます。貰える額に合わせた暮らしをしっかりとできていれば、自立には成功です。
実家に住んでいると基本的に両親が様々な経費を払うこととなります。働いているのであれば、元々自分でもある程度の額を払っているということはあるかもしれません。
また、上京して大学に進学するという場合は少し仕送りを貰えることもあるでしょう。
しかし完全な自立による一人暮らしだと公共料金や食費、家賃、健康保険、年金、インターネット代、携帯電話代、そして車やバイクがある場合は車検料などの全額を自分で支払うことになります。
家賃はアパートやマンションなどの住宅の大きさによって大きく変わっていきますし、電気代などの公共料金も暮らし方によって大きく変わってきます。
安くするには節約が重要となります。今までは何気なく暮らしてきていたかもしれませんが、自立するにあたってはそうはいきません。
優雅な暮らしをするのであればそれだけの金額を自分で稼がなければいけません。
公共料金は支払わなければいけないものです。同じ金額を支払うのであれば、お得に支払いたいですよね。
公共料金は、クレジットカードでも支払うことができる場合があります。その場合はクレジットカードでの支払いに変更することで、カード会社のポイントを稼ぐことができます。
また、携帯電話の料金の支払いもクレジットカードで行えば同様にポイントを稼げます。インターネット契約と携帯電話の契約を同じ会社で行えば割引になるということもありますので、調べてみることをおすすめします。
携帯電話料金は非常に高いため、厳しいものです。一気に安くしたいのであれば、いわゆる「格安SIM」の導入を検討してみるのも良いかもしれません。
7000~10000円程度かかっていた月々の支払いを、最安で1500円程度にまで減らせます。浮いた分を様々な経費に回せるので、オススメです。
食事も全て自分ですることとなりますが、自分で食事をする場合は栄養バランスなどをしっかりと考えなければいけません。
食事代は削ろうと思えばいくらでも削ることができてしまうため、自立にあたって最も蔑ろにされてしまいがちな部分です。
しかし、食事をしっかり取らないと体調を崩してしまい、通院などで余計に出費がかかってしまうかもしれません。
健康的に生きることができてこその自立です。一人暮らしを始めたら、食事にはしっかりと気を使いましょう。