目になんらかの問題があった時につける眼帯。しかし、具体的にどのような効果があって付ける必要があるものであるのかはわかりづらいですよね。
特につけたことがない方は、ピンと来ないかもしれません。また、漫画などで見たことはあるけれど実際どのように入手して、どうやってつけるのかわからないということもあるでしょう。
そこで、この記事では眼帯について徹底解剖を行いたいと思います。
目の病気や怪我の際に付ける眼帯。その理由は、目を守ることにあります。
眼帯を付けなければいけない状況というものは、基本的に目が弱っている時だということはおわかりでしょう。
そのため、眼帯をせずにそのまま外を出歩くと、チリやゴミ、そしてウイルスなどが簡単に目から侵入し、さらに別の病気に感染してしまったり、目を傷つけてしまったりする危険性があるのです。
例えば角膜を傷つけてしまった場合、そこからウイルスに感染してしまう恐れがあります。
眼帯をつけるときに最も気になることは、付ける方の目をどうするかということでしょう。
目を閉じれば良いのか開けたままでも良いのかということですが、これは閉じるのが正解となっています。
なぜ閉じたほうが良いのかというと、先程述べた眼帯をつけたほうが良い理由と同様に、ゴミなどが入らないようにするためです。
例えば中に詰めているガーゼが目にあたってしまうことがあるかもしれませんし、眼帯をしていたとしても隙間などからいろいろなものが入ってしまう可能性はあります。そのため、目は閉じた状態で装着しましょう。
眼帯と目の間に挟むガーゼは基本的に眼帯に付属しているものでよいでしょう。
そして、このガーゼが落ちない程度に眼帯を装着しておくことが重要です。きつく締めすぎてはいけませんが、ガーゼが落ちないように気をつけましょう。
眼帯をしていると内部はこもってしまうので、ずっと同じものを使用していると雑菌などが繁殖する恐れがあります。そのため、ガーゼは毎日交換しましょう。
目の怪我などが重く、ガーゼが汚れてしまう場合は数時間ごとに交換しなければいけません。
眼帯というと紐で押さえるタイプのものが連想されますが、これ以外にもプラスチックの眼帯や貼るタイプの眼帯、金属製の眼帯といったものがあります。
貼るタイプのものは市販されており、付けるのも簡単です。プラスチックの眼帯は覆う部分がプラスチックで、これをテープでとめるなどします。
金属製の眼帯は、白内障の手術をした後などに装着するものです。テープで止める方法が主流となっています。
眼帯を処方された場合は、使い方をしっかり確認しましょう。
眼帯をつけて日常生活をするにあたって気になることは、車やバイクの運転です。
乗り物は目がしっかり見えている状態で乗らなければいけないわけですが、はたして眼帯をつけた状態で運転をしても良いのだろうか、とお考えの方は多いでしょう。
結論から言うと、とくに法に触れるというようなことはありません。眼帯をしていたとしても、免許を所持していれば運転することができます。
しかし、眼帯をした状態では片目で道路や標識などを確認することになります。そのため、距離感覚などがつかめなかったり、両目ならば見えるはずのものが見えなかったりする恐れがあります。
そのため、あまり頻繁に運転することは控え、必要最低限にとどめておいたほうが良いでしょう。どうしても運転しなければいけない時は、安全に気をつけましょう。
眼帯がとっさに必要になった時のために、どこで飼うことができるのか知っておきたいという方は多いのではないでしょうか。
基本的にどこにでもあるお店としてはコンビニが挙げられますが、眼帯はコンビニではたいてい購入できません。そのため、深夜に必要になった時は入手は難しいでしょう。
ほぼ確実に眼帯が置かれているのは、ドラッグストアです。最近では深夜まで開いている店舗も多いですので、確認しておくと良いかもしれません。
そしてもっと手軽に、いつでも眼帯を注文できる店として挙げられるのはネットショップです。
例えばAmazonでは、眼帯で検索すると3406件もの眼帯関連商品が表示されます。ただし、コスプレ用のものも混ざっていますので実際の数はもっと少ないです。
しかし、市販されている眼帯の多くはAmazonに置かれています。安いものであれば、300円程度で眼帯を購入することができます。
気をつけなければいけないことは、安い眼帯の場合は単品で注文することができない場合があるということです。
「合わせ買い対象商品」と記載されている眼帯は、2500円以上商品を注文しなければ購入自体をすることが不可能です。注意しましょう。