いびきがうるさいことを気にしている方はいらっしゃいませんか?
実は、結構な方々が、いびきのことを気にしています。
家族や友人に、ふと、あなたのいびきがうるさい、なんて指摘されたらショックですよね。
相手が嫌だと思っていなくとも、いびきをかいてしまう、とわかったら気になって眠れなくなってしまうかもしれません。
どうにかしていびきを治したい、そう思って検索すると、マウスピースをよくみかけると思います。
ではこのマウスピース、一体どのくらい効果があるのでしょうか?
また、どのように使用すれば良いのでしょうか。
どこで作ればいいのでしょうか?
今回は、このマウスピースについて、調べてみました。
そもそもいびきとはどのような原因で起こるのでしょうか?
口呼吸になってしまっている
普段の癖や、鼻炎が原因で口呼吸になってしまっている場合、いびきをかきやすいです。
この場合、まずは普段から鼻呼吸をする癖をつける必要があります。
鼻が通りにくい人は、鼻炎を解消したり、鼻が乾燥していると口呼吸になりやすいので、点鼻薬などで鼻の乾燥を防ぐ方法があります。
気道が圧迫されている
扁桃や舌が肥大していたり、仰向けで寝ている、または肥満体である、などの理由で気道が圧迫されている場合にいびきをかきやすくなります。
気道が圧迫されるような疾患を持っている場合も同様です。
ストレス
ストレスが強いと、いびきをかきやすいようです。
うつ病などの人もその傾向になります。
その他
寝酒をする癖のある人も、いびきをかきやすいと言われています。
アルコールが原因でいびきをかくことがあるのです。
加齢が原因で筋肉が緩んでしまうことや、骨格が元々小さい人などもいびきをかきやすいです。
何れにせよ、いびきは本人が無意識のうちに睡眠の妨げになり、慢性的に寝不足になる場合があります。
人目もありますが、自身の健康のためには治したいですよね。
まず、マウスピースによる、いびきの予防が効果的かどうかが原因により異なります。
上記のうち、口呼吸が原因である場合、鼻呼吸に治すことの方が効果的ですので、先ほど言った通り点鼻薬がおすすめです。
マウスピースが効果的なのは、何らかの理由で気道を圧迫していることでいびきが起こっている場合です。
主に
- 加齢が原因で筋肉が緩み、舌が喉に沈み込みやすくなってしまっている人
- 肥満などが原因で喉の奥や周辺に脂肪がついてしまっている人
- 元々顎が小さい人
などに効果的です。
また、同じように気道が塞がれていることが原因のいびきでも効果が期待できないこともあります。
- 口蓋垂(のどちんこ)が長い、大きい
- 扁桃が肥大している
ことが原因で起こっている場合です。
マウスピースを使うかどうかは、医師に相談するが良いでしょう。
どこで作ればいいの?費用は?
マウスピースですので、作るのは歯科ですが、どこの歯科でも行けば作ってもらえるというものではありません。
まずは、睡眠外来を受診して、マウスピースを作ることのできる歯科を紹介してもらうのが良いでしょう。
その際、睡眠外来の医師とよく相談して、自分のいびきが、マウスピースで解消されるものなのか、自分の体の状況などからマウスピースを使用して大丈夫かと言う事をよく相談しましょう。
歯にぐらつきがあったり、顎の痛みがある人はマウスピースで悪化する場合がありますし、元々不眠の方は、マウスピースの使用で悪化してしまう場合があるからです。
費用は、睡眠時無呼吸症候群の診断の方に限り医療保険が適用になります。
保険適用の場合は15000円程度、実費の場合は50000円程度になります。
いびきには実に様々な原因がありますので、もし友人や知人が、マウスピースを使用していびきが治ったと話していても自分に当てはまるとは限りません、逆に効かなかったと言ってても同様に自分にも効果がないとは限りません。
いびきを治す為には、まずは自分の原因を探り、相応しい治療法を見つけましょう。