ドラックストアなどで洗剤売り場にならぶカラフルな柔軟剤。
テレビCMなどでもよく見かけるようになり、今や洗濯するときにはあって当たり前、使って当然のポジションに収まっている柔軟剤ですが、柔軟剤って本当に必要なの?と思うときはありませんか。
洗濯は衣類の汚れが落とせて、清潔を保てれば良いはずですから柔軟剤が必ずしも必要とは限らないのでは……と、小さな疑問がわいても不思議はありません。
なぜ、柔軟剤は必要なのでしょうか。
調べてみることにしましょう!
柔軟剤の効果は衣類をふんわりさせ、香りをつける効果があります。
酒やたばこのにおいを防臭、収拾し、静電気を防止したりなど、洗濯の要望としてはちょっとニッチな部分をサポートしてくれる商品です。
逆を言えばそれらが不要だと思われる方には必要ない、と思ってもよいでしょう。
洗い上がりの品質は使用者の好みがわかれるので使う使わないは突き詰めてゆけば個人の自由なのです。
結果をこれで終わらせるにはあまりに判断材料が少ないので続けさせていただきますと、合成洗剤などで洗濯をした際ゴワゴワとした肌触りになってしまうのが苦手な人は柔軟剤を使えばよいですし、匂いに関しては水には溶けない、洗剤で完全に落ちない場合の対応として柔軟剤を用います。
柔軟剤を使わない人は確かに存在します。
柔軟剤そのものが歴史の浅い商品であることもそうですが、使わないことによって出る不利益が許容の範囲内であれば使っても使わなくてもなーと思う人が一定数いるからです。
また、節約面を考えて省いても問題がないから使わないという意見もあるでしょう。
個人の自由に左右されるため、みんなが使っているから使わなきゃ!という風に倣え右でなくてもよいのが柔軟剤という商品です。

柔軟剤は海外で作られているものもあり香りの強すぎるものは日本人には受け付けられない場合もあります。
また、あまり香りが強くなくても好みの問題で苦手だとすることもあるでしょう。
また、柔軟剤は繊維の表面に膜を作るので、同じ衣類を何度も柔軟剤を使って洗濯することで吸水性が悪くなることもあります。
タオルやハンカチなど柔軟剤を使って洗う筆頭のようなものが、柔軟剤の性質とはあまりあわないとは不思議なことです。
これは洗剤にも同じことが言えるのですが、肌が弱い人や敏感な人にとっては刺激が強く感じてしまうこともあります。
使う際は成分には注意しましょう。
あって便利はなくても平気、という誰かが発した納得の言葉ですが、あったらいいよねーと言うものは無くなっても意外とサイクルを崩さず日常が正常に回るものです。
明日から柔軟剤は使っちゃだめだよーと言われれば人間はそれに適応してしまうのです。
だから無いと言われれば仕方ないですし、ですがあるというのなら文明の果てに存在しているものを使わない手はありません。
香りはもちろん、着心地の良い洗い立ての服はとても気持ちがいいものです。