昔懐かしい遊びは今も意外と現役で子供たちの受けが良いのをご存知でしょうか。
竹トンボや、ブーメラン、紙飛行機。
ベーゴマやメンコ、けん玉などはハイテクにリバイバルされて新しいジャンルとして確立されていますよね。
学校の遊具としても扱われる竹馬は現代の子供達でも触れる機会のある遊びです。
ですがぱっと大きな名が希望を差し出されてもどう使うのかわからない、なんてことはよくあるようです。
できれば楽しんで遊んでもらいたい、怪我がないようチャレンジすることを教えたい、そんなあなた!正しく学んで正しく教えましょう!
自転車も一輪車も乗り初めにはサポーターや安全を確保することを重視しますよね。
竹馬も同じです。
けががないよう膝やひじにはサポーターをしてあげることで、のびのびと練習できます。
また練習するスペースは広く確実にとりましょう。
竹馬は本物の竹で作るもよいですし、昨今ではインターネット通販で高さの調整のできる竹馬や補助のついた竹馬もあります。
学ばせてあげたいときに適切な道具を用意してあげましょう。
まずは1本で練習します。
足をかけて、軽くつま先立ちしかかとをステップから少し浮かせます。
竹馬を上下に動かし、手と足が連動して動くように繰り返します。
なんとなく体が慣れたら練習していた片足とは反対の足で同じことを繰り返します。
うまく連動しないときは手と足で棒を引き延ばすつもりで、重力を意識して連動の動作を覚えてゆきましょう。
空中でも前後左右でも手足の連動がはかれれば第一段階は完了です。
竹馬を軽く支えてあげ、両足とも竹馬に乗るようにしてあげます。
竹馬に地面から乗るのは難しいため、ステップと同じ高さの踏み台などを用意してあげるとスムーズに乗れます。
竹馬に乗ると前かがみに倒れこみそうになってしまうので、少し意識して背筋を伸ばすようにしましょう。
竹馬に乗れたら、先ほどの練習と同じように片方ずつ手足を上下に連動させて竹馬を動かすように練習してみましょう。
うまくできないときは最初に戻り1本で練習しなおします。
両方の足でできるようになったら左右交互に竹馬を上下連動させて、その場で足踏みするような動作を繰り返します。
そこからゆっくりゆっくり手を放して、前進するように促します。
するとあっという間に乗れてしまいます!
乗るまでには視線が高くなることで恐怖心をあおられる子がいることを忘れないようにしましょう。
最初の練習中は大丈夫だったのに、両足を竹馬に乗せたら途端に震えて動けなくなる場合もあります。
大人であれ子供であれいつもの視界の数センチ高くなるだけで結構な恐怖だったりしますので、焦らずゆっくり慣らしてあげましょう。
またうまく乗れるようになった後も、基本的には地面と接する面の少ない竹馬という不安定な乗り物に乗っていることを忘れず安全確保を第一に迷惑の掛からない場所で遊ぶようにしましょう。