朝一の緊急会議、テスト前の大事な授業、お昼の後の絶妙にまどろむ時間。
眠い、とても眠いけれど、寝てはいけない、顔を洗っても、ガムを噛んでも何をしても眠い!
さて、そんな時皆さんはどうしますか。
なんとなく目が覚めるだろう、という方法を試すよりきちんと眠いメカニズムを知ったうえで効果のある覚醒方法をとると、若干ではありますが眠気を覚ます効果が期待できるようになりますよ!
どうしてこんなに眠いのか?
まずはなぜ眠いのかを理解しましょう。
寝不足、眼精疲労、肉体の疲労により瞼が重い、体がだるい、総じて眠い!はできる限り、生活リズムを健康に保ち1日8時間きちんと眠ることから始めてみてください。
たっぷり寝ているのに眠い、きちんとした生活を送っていても一定期間必ず眠くなるのは適した睡眠をとれていない可能性があります。
睡眠の質が悪いと眠ってもきちんとした休息につながりません。
寝具の見直しや眠る前の状況を振り返り、リラックスして就寝できるように様々に工夫してみましょう。
今日こそ絶対に寝ない!……Zzz
気持ちだけでは眠気を防ぐことはできません。
眠くなった時、簡単に、どこでも、だれでもすぐに試せる方法をいくつかご紹介してゆきましょう。
眠気を覚ますツボ
手をパッと開いて、人差し指の第一関節付近、爪の付け根から親指側へ3mmの場所が商陽、小指の第一関節、同じく爪の付け根から3mmほど外側へ行った場所が少沢です。
それぞれちょっと強めに、揉み解すように指圧しましょう。
有名なツボといえば目頭と鼻の付け根にあるツボです。
目が疲れた時など無意識に抑えている人もいますが、眠気にも効果的です。
手の甲の親指と人差し指の間をグリグリすると全身の血行もよくしてくれます。
体を動かす
基本といえば基本です。
背中だけをそるように背伸びをしたり、首をぐるぐる回したり、全身を活発化させることで体を覚醒させて眠気を飛ばします。
可能であれば一歩二歩歩いたり、全身の血の巡りをよくしてあげることが好ましいです。
息を止めて、深呼吸
限界ぎりぎりのギリギリまで息を止めます、吸ってもいいですが吐いてはいけません。
酸欠状態から深く深呼吸して脳に酸素を取り込むと、活発化を促し、目がシャキっとなった錯覚をおこします。
トイレへ行く
なにも用を足しに行くわけではなく、トイレという空間は眠くなったときに逃げこめる最終避難場所です。
個室にこもり5分寝るもよし、手や顔を冷水で洗いシャキッとさせるのもよいでしょう。
眠くなる時は手足が温まって体がポカポカしていますので冷たい水に触れたり、洗ったりすることで眠気がすっきりします。
顔を洗うのもその手の一つです。
飲み物・食べ物を飲む!食べる!
学生には難しいですが、社会人の強い味方!デスクの中に飴やおせんべい、いただきもののお菓子などがある場合は口に固形が残りやすいものを摂取するのがよいでしょう。
いくらなんでも口に物が入ったまま眠りのは逆に難しいことなので飲食することで体を目覚めさせましょう。
食べ物は味の強いものを重点に、あまりガリガリ噛まないものがよいでしょう。
噛むことで満腹中枢が刺激されるとまた違った眠気に襲われます。
ドリンクはカフェインが多いものが効果的ですが、あまり飲みすぎると胃がやられるのでどうしても目を覚ましたい!という勝負時に計画的に使いましょう。
最終手段は耐える
眠気のピークは15~20分です。
この絶妙に眠すぎる時間を耐えるとサッパリと目が覚めます。
その間を耐えきるのが辛いのは重々承知ですが、全部試して効かないときは耐えるしかありません。
耐えましょう。