ホームセンターはもちろん100円ショップなどでも簡単に手に入る結束バンド。
インシュロックやタイラップ、コンベックスなど施工会社によって呼び方は様々ですが、生活のあらゆるシーンにおいて有効に利用でき、生活に浸透しつつある結束バンド。
PC周りの配線や、室内に収納を増やすためにワイヤーネットを固定したり使い方も様々ですが、おっと緩めに結束バンドを絞めるはずがガッチガチに絞めてしまった……壊す以外で外す手段がないのは強固な結束バンドの利点であり難点、だと思っていませんか?
実は絞めてしまった結束バンド、以外にも簡単に外すことができてしまいます。
そんなやり方をご案内!
結束バンドの利用パターン
まず、結束バンドとは何ぞや、と思われている方のために主な利用方法からまずはご説明いたしましょう。
結束バンドはその名の通り束ねて結ぶのに特化したプラスチック製の商品で、一度結んでしまうと人の手では解けない利点のある商品です。
スズランテープなどのビニールテープよりも強度があり、ワイヤーよりもケガなどの恐れがなく、プラスチック製品のため安全性も高い、と急速に家庭に広まりました。
結束バンドといえばワイヤーネットを利用した壁掛け収納の作成がもっともポピュラーで、ワイヤーネットをつなげて、ラックや棚を簡単に、リーズナブルに作ってしまえるのはとても便利です。
また、締め付けレベルなども自分で調整ができるので余りギュッギュッと絞めつけて結んではいけない家電製品の配線をまとめるのにも有効に利用できます。
また小さなお子様がいるご家庭などではつかまり立ちをしたりご家庭で走ったり、家具にぶつかって倒れてくるのを防止するのにも結束バンドは便利に利用できます。
ぜひさまざまな利用方法でシーンに合わせて使ってみてくださいね。
さまざまなシーンに使える結束バンドの利点は小さく見た目にも目立たないのに強固で外れにくいということ。
それは逆に一度つけてしまったのが例え間違った場所でも人の指先ではそう簡単に外れない、外せないということです。
間違えた場所につけてしまった、こまった、どうやって外しましょう?
切るしかない……と思われるその前に、実は意外と簡単に外れますので是非外し方をお試しください。
まずはマイナスドライバーをご用意ください。
結束バンドと同じくホームセンターでも100円ショップでもお求めできます。
結束バンドは長い紐にあたる部分と、でっぱりの結び目の部分でかみ合うように交差し、凹凸がはめ込まれることによって結び目が締まります。
つまり、その凹凸に、結び目にあたる部分に隙間を作りかみ合った状態を外してあげるとすんなりと外れてくれるのです。
マイナスドライバーは結び目と紐部分が接触する上部分に差し込み、紐部分と結び目部分が離れるように空間を作りましょう。
マイナスドライバーは差し込んだまま紐を引くと動画のようにスルスルと外れていきます。
この手法を利用することによって失敗したらハサミで苦労してチョキチョキかたい結び目を切ることはなくなります。
また時間がたって結びなおしたい、結ぶものを増やしたいというときにも既にある結束バンドを外すことで新たな結束バンドを必要とせずエコにリサイクルすることが可能です。
便利に利用できるものは多方向から使い方を知っておくと、さらに便利に使うことができます。
あなたの生活の中にも結束バンドが必要となって来たら、『まとめる』のと同じように『はずす』ことも理解しておくと便利はさらに深まるかもしれません。