病気やケガなどが原因で休職する時などに、その内容を証明するために必要となる、病院や医師の診断書ですが、どのようにして発行してもらえるのかご存知ですか?
また自分が加入している生命保険などに保険料を申請する時にも必要となります。
ケガや病気をした時など必要となる事が多いので診断書の手続きや申請
覚えておくと便利です。
どのようにして発行してもらえるのか、手続き方法や料金などご紹介します。
自分が発症した病気やケガについて病院側が診断名や処置内容等、色々な項目を記載して発症を証明する書類です。
記載される内容や様式は病院や保険会社等により違いますが、次のような項目が記載されています。
- 患者の属性
- 既往歴
- 診断名と発症日
- 主訴および初診時の所見
- 病状経過
- 手術名及び手術日
- 処方内容
- 入院期間
などが記載されています。
上記の項目はどの様式の診断書でも共通して記入される項目です。
病院側が必要事項を記入し、証明の印鑑を押印して成立します。
どこで依頼すればいいのか?
診断書を依頼するには、その病気やケガでかかった病院の外来窓口で受付してもらえます。
保険会社等の様式の診断書があれば、一緒に持ち込みすれば、そちらに記入して証明してもらえます。
ですが、病院によっては、その病院の専用の様式でないと証明しないという病院もありますので、その場合は専用の様式で証明してもらえば大丈夫です。
会社や保険会社に提出する際には、その旨説明すればだいだい受け付けてもらえます。
総合病院など大きな病院によっては、診療科ごとによって受付が違う事もありますので、その場合は自分がかかった診療科へ依頼しに行きます。
診断書の料金はいくらぐらい?
料金は、診断書の種類によって違いますが、病気やけがなどの診断書は“1通5,000円プラス消費税”という所が多いようですが、病院によっても違いがあり、1通につき1,000円~5,000円の範囲で発行してくれるようです。
また病気やケガの内容によっても料金が変わる事があるので注意が必要ですね。
発行されるまでの時間はどれくらいかかるの?
診断書を依頼してから発行されるまでは、病院によって全く違います。
その日に発行してくれる病院もありますし、3週間ほどかかる病院もあります。
だいたい平均して1~2週間というところでしょうか。
証明が遅れると申請自体が遅れてしまうので、発行までどのくらいかかるのか事前に確認すると良いですね。
診断書の発行に時間がかかるのは、診断書は診療時間外の時間で少しずつ記入しているからだそうで、患者の多い総合病院などは時間がかかるのも仕方ないのかもしれませんね。
診断書を依頼する際に、診断書の使用内容と期日を事前に伝えておけば少しは早くなるかもしれませんね。
診断書に有効期限ってあるの?
では、発行してもらった診断書はいつまで使えるのでしょうか?
実は診断書には有効期限はないそうです。
というのも診断書はその時の診断内容が記載されているだけなので、“有効期限”という概念は無いのだそうです。
ですが、会社などの提出先が“○か月以内の診断書”と指定がある場合は、その期日以内に発行してもらった診断書でないといけませんので、その“有効期限”内で証明してもらいましょう。
ですが、有効期限は無いとはいえ、一般的には1カ月~2カ月以内くらいの診断書が望ましいとされています。
病気や怪我などで必要になる事が多い診断書。
手続きの仕方や料金など気になる事をまとめてみました。
できれば、診断書など必要ないように健康であることが一番ですが、もし必要となった場合はぜひ参考にしていただければと思います。