幼稚園や小学校など、なぜか必ずと言っていいほど存在する遊具、一輪車。
子供のころ頑張って乗り方を覚えたのに、いざ自分が大人になって子供に教えようとしたら、あれ?乗れなくなっている……あの頃は確かに乗れたのに……。
体が大きくなっているためにあの頃とバランスのとり方が変わってしまったので、また自分のバランスを思い出さないとうまく乗ることが難しいかもしれませんね。
自分の子どもたちに、え?乗れないの?なんて言われないように、カッコよく乗り方を教えられる大人でいたいですよね!
安全な乗り方から、基礎、簡単なコツまでご紹介してまいりましょう!
一輪車は学校にあるもので練習が可能ですが、自宅の駐車場や近所の公園などで練習がしたい!個人のものがほしい、という場合は子供用は6000円程度から、大人用は10000円からサイクリングショップなどで販売しています。
最初のうちはケガなどの心配がついて回りますので、自電車に初めて乗るときのように膝やひじ、頭などをガードするヘルメットやプロテクターを購入するのが安全でしょう。
公園で練習する場合は、公園の入り口などに設置されているルールをきちんと読んで、公園内に一輪車の持ち込みが禁止でないかを確認した上で持ち込むようにしましょう。
最近の公園は公園によって厳格なルールが定められている場合が少なくありません。
地域のルールを守ることを教えるのも大人の重要な責任です。
決してルール違反をすることがないように子供に教えながら、楽しく一輪車の練習をしましょう。
練習する場所はアスファルト、コンクリートの場所が良いです。
ケガを気にして柔らかい土屋芝生の上で練習すると凹凸がありスピードが出し辛くフラフラしやすいので上手く一輪車に乗ることができません。
フェンスなど胸の高さに手すりのような掴まるものがあるのがベストですが、ない場合は大人の手を支えに乗る練習を始めましょう。
さあ練習開始!
準備が整ったらやる気のあるうちに練習を始めましょう。
まずは乗ってみないことにははじまりません。
どこかに捕まった状態でサドルに乗り、静止してみましょう。
サドルへの乗り方は下になっているペダルに足をかけるのがコツです。
上のペダルに足をかけるとグルリと車輪が回転してしまうので必ず下の車輪に足をかけてまたぐようにして乗りましょう。
静止の状態がすぐにできるようになれば上達は早いほうです。
ぐるぐる動いてしまう場合はそれが普通なので、ゆっくり一輪車に乗ることに慣れましょう。
また一輪車から降りる場合は、片足が地面につくのと同時にサドルを手で掴んでおりましょう。
STEP2. 基本をマスターする
静止状態を保てたら掴まった状態のままペダルを前後に少しずつ動かしてみましょう。
いきなりペダルをグルンとまわしてしまうと転んだり落下の原因となるので焦らず少しずつ振り子のように動きましょう。
これが一輪車の基本の一つ、アイドリングと呼ばれるものになります。
目線は高くまっすぐ前をむいて、足元を見ず、姿勢はピンとキレイに保った状態を心がけましょう。
またサドルにはしっかりを腰を掛けるのも意識しましょう。
STEP.3 手を放す
サドルにしっかり座り、背筋をピンと伸ばす。
視線はまっすぐ前、足元は見ないようにアイドリングを繰り返し繰り返し練習したら、一輪車にのる姿勢と基本は完璧です。
あとは掴まっているフェンスや平行棒、手を放すだけで一輪車に乗れます!が、この手を放すことが一番難しいので焦らずやりましょう。
まずは手を放し静止状態をキープします。
練習姿勢を意識し、小さくアイドリングを繰り返して、決意が固まったらペダルの踏み込みを深くしてみましょう。
最後は勢いがものをいうものです。
恐れていては乗れませんので、最後は度胸、ひたすら前を見てきれいな姿勢で足を回転させましょう
一輪車はバランスが命、正しい姿勢でないとバランスを保つことができません。
姿勢は目線によって維持されますので、乗るときは足元を見ずに前を見るようにしましょう!