今年からは働ける年齢!初めての労働、初めてのバイトに選ぶのは飲食店やファーストフード、コンビニ、スーパーのチェッカーなど自分でも頑張れば出来る!と思える仕事を選びますよね。
そして往々にして付随してくる業務が「レジ打ち」。
お客様商売であればサービスや物品の提供の引き換えとしてお金を預かる業務が必ず発生します。
レジが打てて一人前、と認識されるバイトもあります。
金銭のやり取りが発生する場面で失敗だけは絶対にしたく無いですよね。
レジの基本的な入力方や練習法、打ち間違いに対する対策は自宅でも積み重ねで覚えることが出来ます。
焦らず地道に自分のお仕事に慣れていきましょう。
心を落ち着け、誠心誠意・真心接客
接客業の大の基本はお客様に対して真摯で誠実であることです。
たとえどんなにレジ打ちが早かろうが、荷詰めがはやかろうが無愛想な人の接客は不愉快に感じることのほうが多いです。
また、真摯に誠実というのは一つ一つの動作が丁寧であることも意味します。
単純な基本を堅実に積み重ねることでミスは圧倒的に軽減され、心の余裕も生まれてきます。
確かにお客様がたくさんレジに並んでしまったり、ピーク帯などの接客は目まぐるしく大変です。
ですが忙しいからこそ、お客様にご迷惑をかけないため、ひいては自分のミスで自分の首を絞めないため一つ一つ丁寧な接客を心がけるのがレジ打ちのミス防止に繋がってきます。
技術的側面の基本的レジの打ち方
レジの打ち方は勤め先の設置レジによって異なってきます。
基本的にはバーコードの読み込みとなります。
最初はバーコードの場所を覚えろ!
まずはバーコードがどこについているかを確認しましょう。
ペットボトルや紙パック、箱型のお菓子や乾物、缶詰などある程度回数をこなすとバーコードの位置を把握してしまうものもありますので、把握が出来ればそれだけでレジ打ちの速度は変わってきます。
バーコード読み込みと共に金額の読み上げが指導されていて必要である場合は必ず読み上げ二重登録の防止に役立てましょう。
読み上げの義務が無い場合も、心の中で読み上げを実施すると自分が何をバーコードで読み込んだのか理解できるので取り入れることをお勧めします。
打ち込めないときの対策!
バーコードがよれていたり、曲がっていたりする場合レジでは読み込めないことも発生します。
多くはバーコード下の13桁の数字を手入力するか、同一商品を持ってきてレジに読み込ませるかなどして対応します。
バーコードが読み込めないときの対応方法は設置レジにより異なりますので先輩などに確認し、どう対応するべきなのか反復して覚えこみましょう。
バーコードが無いときはレジ打ちできない?
そもそもバーコードが存在しない商品も存在します。
例えばバラ売りの野菜や、インストアベーカーリのパンをレジで払う場合など商品に直接バーコードは付いていません。
そんな時はレジに登録されているタッチパネルの操作や予め用意されているバーコード表を読み取ります。
ここで問題となるのは、買い物慣れしていない人がレジを打つ場合、野菜などの区別が付かない商品があったときにどのカテゴライズで登録したら良いか迷ってしまう所です。
例えば小松菜とほうれん草、グレープフルーツとオレンジなどパッと見たときに区別が付かないものがあります。
多くはラベルがはってあったりもしますが、本当に不安な場合はお客様に対し商品が何であるか尋ねてハッキリとさせましょう。
自分の思い込みで128円のほうれん草を89円の小松菜として打ってしまったら後々大変なミスとして発覚することになります。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥とも申します。
確認を取ることは決して悪いことではないので、不安になったら必ずお客様に「申し訳ないですが」と断りを入れた上で確認をとるようにしましょう。
値引きシール、割引シールは絶対に見逃して入力しないこと!
値引きシールや割引シールは、お客様からしてみればそれを狙って購入しているのだということを念頭に置き、決して入力漏れが無いようにしましょう。
バーコードそのものを再発行し値引き値段にするのであればバーコードの読み取りだけで済む話ですが、何%OFFや何割引!とシールが張られているものは手元のタッチパネルや、予め用意されてる割引バーコードの読み取りが必要となってくるでしょう。
本来であれば割り引いて買える商品だったはずのもの、当然お得に求めようとしていたものがお値段据え置きだったらあなたはどうでしょうか。
なんのためにわざわざ割引選んだと思っているんだ!と憤慨しませんか?お客様も同じ気持ちです。
絶対に忘れないよう、値引きシール・割引シールには注意しましょう。
失礼なんかじゃない!最後の最後、お預かり金額はシッカリ確認!
全ての商品の読み込みを終えたら、小計がいくらとなるのかお客様に伝え、お金を預かります。
この時、もしピッタリの金額で承ることがあれば「お預かりします」ではなく「いただきます」「頂戴いたします」という言葉が正しくなります。
ピッタリの金額をいただいたのに、お預かりして返す金額があるのでしょうか。
お預かりするのはおつりの返却が必要な際の言葉となりますので豆知識として覚えておきましょう。
大切なのはお客様がいくら支払ったかという確認です。
小銭の計算が不安であれば、手で受け取った金額でも平らなところに並べ数えましょう。
紙幣はピタリと張り付いている場合もあるので手を備え付けのスポンジなどで湿らせキッチリは計算しましょう。
間違えやすい5千円札と1万円札はきちんと表面、裏面を確かめ、いくらをお預かりしたのかお客様とともに確認するようこころがけましょう。
自宅で練習する居はスマホアプリが良い感じ?
いざというときに入力ミスを犯さないため自宅で練習をすることはとても良いことです。
そんな時に重宝するのはレジうちに特化したスマホアプリ、「レジの達人」です。
スマホのアプリだと空いた時間や何気ない時間に練習が出来、とても便利です。
スマートフォンをもたない人の場合、大体のレジの配列はパソコンのテンキーの並びと同じになっているのでテンキーの入力練習をすると良いでしょう。
練習しているとしていないとでは、いざ操作するときの指の動きが格段に違ってきます。
是非練習を取り入れてみましょう!