最近では当たり前のツールとなったTwitter。
リアルに最新情報を見ることができるのでとても便利で面白いですよね。
色んな人のツイートを見ていると、“呼びタメOK!”や“呼びタメ大歓迎!”など
“呼びタメ”という用語を良く見かけます。
一体どういう意味なのでしょうか?
始めたばかりの人や、あまり頻繁にはツイートしない人には「???」の用語の一つかもしれませんね。
“呼びタメ”とはどういう意味なのか、紹介していきます。
実はこんな意味だった!
呼びタメとは、Twitterなどのネット上での専門用語で、目上や年上の人でも仲の良い友人のように口をきく事を指します。その中には両親も含まれており、親の事をお父さんお母さんではなく、名前で呼ぶことなども呼びタメに含まれます。
簡単に言えば、タメ口で話す、という事です。
“呼びタメOK!”“呼びタメ大歓迎!”という事は、「年齢や立場など気にせず、呼び捨てでもタメ口でも楽しく普通に話してね」という意味になります。
より親密にネット上で友人同士の会話を楽しむためにタメ口を推奨するユーザーがよく好んで使っているようです。
呼びタメのもとは何?
“呼びタメ”の言葉ができたのは2008年頃だと言われています。
いわゆるネットスラングで、「呼び捨て」+「タメ口」を合わせたものが「呼びタメ」です。
呼び捨てやタメ口って、仲の良い人しか基本使わないですよね。
そのような意味から、ネット上の顔の見えない相手に「仲良くしましょう!」とアピールするためにできた言葉のようです。
また、呼びタメの言葉を使う人たちの事を、“呼びタメピープル”と言います。
意味はそのまま、“呼びタメを使っている人々”です。
言葉を略す事が流行するようになって作られた言葉みたいです。
世間での評価は?
呼びタメは、若者の間ではかなり前から浸透していることから、なじみがあるので「呼びタメは全然かまわない。むしろ敬語の方が嫌」という意見が多いです。
逆に、30代後半以上になると、上下関係や礼儀を重んじる傾向が強いので、「違和感を感じる」という意見が多いようです。
ネット上だけでなら、顔の見えない相手なのでアリなのかな、と思えなくもないですが、実生活でも“呼びタメOK!”の風潮がありますのでそこはケジメをつけるべきでは?と問題視されています。
時代の変化でしょうか?と考えてしまう私も30代後半なんですけどね。
ですが、若い人でも、目上の人や仕事上では呼びタメは絶対あり得ない!と言う人もいますので、このようにオンとオフを使い分けていくやり方が一番正しいのでは?と思います。
実際どのように使っているの?
ではTwitterで実際どのように使われているのか紹介したいと思います。
@42tuki フォロバありがとうございます!ばっちこいですよ!むしろウェルカム“ヘ(゚▽゚*) こちらこそ、呼びタメ大歓迎なので仲良くしてくれると嬉しいです!
— てん@8/27爆誕 (@yonagi47) 2015, 8月 18
[定期]呼びタメ全然OKなんで絡んできて、どうぞ(絡んできてくださいお願いします) — ヱアト@名前変更した (@s10_1_428) 2015, 8月 18
私ウェルカムだよ みんな絡もうよ 濃い絡み大好きなの 気軽にリプ送ってよ 呼びタメめっちゃ大歓迎だよ
— ぼん♀♀♀ (@bon_10969) 2015, 8月 17
このように、気軽に友達になりましょう!みたいなニュアンスで使われる事が多いようですね。
確かに、話しかけやすい印象を受けますね。
TwitterなどのSNSツールはどれだけ友達を増やせるかが重要視されている部分が大きいので、いかに親近感を持ってもらえるのかが大事なのではないでしょうか。
中には、友達(フォロワー)が増えすぎて、誰が敬語で誰が呼びタメか分からなくなったので、みんな呼びタメOKですか?というツイートもあります。
TwitterなどのSNSは同じ趣味を持った人と友達になれる事や、ひとつの番組や試合での実況タイムラインの一体感、ネットやニュースサイトよりも若干早い情報など、たくさん楽しむことができるメリットがあります。
トラブルも多いTwitterですが、メリットもたくさんあるので、上手に使って行きたいですね。