小さな子供から高齢者まで年齢問わず遊ぶ事が出来る言葉遊びゲーム。
色んな言葉を言い合ったり、リズムに乗って答えたりして遊びます。
たくさん頭を使って考えることから、幼児教育としても、高齢の脳トレーニングとしてもとても良いとされ、今注目されている遊びです。
皆でワイワイと楽しみながらできる事が一番の醍醐味ですね。
ではどんな遊びがあるのか色々紹介します。
これはもう王道の言葉遊びですね。
初めにお題の言葉を一つ出し、次の人は語尾の文字から始まる次のお題を出す、を繰り返していくゲームです。最後に「ん」がつく言葉は「ん」から始まる言葉が日本語ではほとんどありませんので負けとなります。
また、地方によっては若干ルールが違っていたりします。
- 同じ言葉は使ってはいけない
- 人の名前は使ってはいけない
- 「-」で終わる言葉は「-」は無視して考えるか、含めて考えるか
- 「チェ」など最後が小さい言葉で終わる言葉は「チェ」で考えるか、「ェ」で始めるか
など結構色々あります。
4歳過ぎて、言葉をだいぶん覚えた子供ができる遊びですね。
逆さ言葉
純粋にお題の言葉を逆さから呼んでいくゲームです。
「り・ん・ご」なら「ご・ん・り」のように、頭で考えて反対から読んで行きます。
3歳くらいから遊ぶ事ができ、年齢が低い時は2文字や3文字から始めると楽しく遊べます。小学生くらいになると7文字や8文字など長い言葉でもできるようになります。
この遊びは記憶力を鍛えるのに適していると言われており、色んな所で推奨されています。
親が一方的に問題を出すのではなく、子供と相互的に問題を出し合っていくとより楽しく遊ぶ事が出来ますね
ことば集め
単純にその文字から始まる言葉を考えて答え合うゲームです。
「あ」なら、アイス、アメ、アジサイ、アリなど。
このゲームは特にルールはなく、その言葉から始まるものなら何でも良いのでやりやすいですね。
子供と相互的にすると、子供が意味のわからない言葉に対し「どういう意味?」と質問するので「○○っていう事だよ」と言葉の意味を教えたりなど、教育も兼ねる事ができるのでお勧めです。
鼻歌ゲーム
童謡など子供の知っている歌を鼻歌で歌い、何の歌か当ててもらうゲームです。
“どんぐりころころ”や“チューリップ”など、子供が好きな歌がいいですね。
正解したら一緒に歌っても楽しいですよ!
高齢者向けの言葉遊びはどんなものがあるの?
高齢者の言葉遊びは、子供向けより少し難しいものができます。
また歌を歌う事も言葉遊びのひとつですのでみんなで歌っても良いでしょう。
高齢者向けの言葉遊びをいくつか紹介します。
回文
回文とは「しんぶんし」のように上から読んでも下から読んでも同じ言葉になるものを言います。
意外に難しいのですが、完成した時はとても達成感がありますね。
長文での回文を作れたら本当に嬉しい!
どんな回文があるか調べたら“世の中ね、顔かお金かなのよ”というものがありました。
深いですね…
言葉の並べ替えゲーム
髪とペンを用意し、言葉を並べ変えたものを書いておきます。
「おかし」を「しおか」のようにバラバラにする事がポイントです。
そのバラバラになった言葉を見て、なんていう言葉かを当ててもらうゲームです。
短い言葉はわりと分かりやすいので高齢者にもおススメです。
虫食いゲーム
ことわざなど昔からよく知っている文章の一部を( )で空白にしておき、なんという言葉が入るか当ててもらうゲームです。
たとえば、
- 犬も歩けば( )に当たる 答え 棒
- 鶴は千年、亀は( ) 答え 万年
- 早起きは( )の得 答え 三文
などです。
二人組を作って、お互いに問題を作って解きあったりするとコミュニケーションも深まりますね。
問題を難しくしすぎない事がポイントです。
このように、言葉遊びはたくさんあります。
言葉遊びは“会話”をしながら楽しめる所がいいですね。
ですが、紹介した遊びに限らず自分で考えたものでも、楽しめるものならば、それはもう立派な「言葉遊び」になります。
お子さんと、おじいちゃん、おばあちゃんと、どんどん遊びを通してたくさん“会話”をしながら、コミュニケーションを深めていきたいですね。
言葉遊びとは少し違いますが、深い言葉がたくさん出てきます!