「タウリン1000mg、リポビタンD!」というフレーズでおなじみのリポビタンD。
40年以上も前から販売されているロングセラーの栄養ドリンクです。
でも、よくよく考えてみるとタウリンって一体どんな効き目があるんでしょう。
意外に知らないことの多いリポビタンDの中身について調べてみました。
この味がくせになる!?リポビタンD
巷では「リポD」の愛称でおなじみですが、何味かと言われるとちょっと返事に困りませんか?
なんと、1962年の発売当時のキャッチフレーズは「おいしいパイン味」だったそうです。
パインかぁ・・・うーん、そう思って飲めばパイン味に思えないこともない!?
ちなみに、みなさんにとってリポビタンDはこんな味のようです。
キウイとライムフレーバーのサイダー(アップルシードル)、何かの味に似てるな〜って思って飲んでたんだけど、リポビタンDだ
— tnkm (@tnkmakkusu) 2015, 7月 6
リポDね四、五歳のころ初めて飲んで これが大人の味か(*´﹃`*) ビール飲んだ気になった — Nocturne@猩々緋のことりん☯ (@kotori_imas) 2015, 7月 8
やっぱり辿り着くとこリポD この柑橘系に寄せつつも薬品臭い味好きだ〜 一本じゃカフェイン量到底足りないとこが問題ではあるけど — はなえ (@daaysdwnq) 2015, 7月 7
そこまで疲れてもないのに、お味が好きってだけの理由で頻繁にリポD飲んじゃうの辞めたい
— おしるこ@燃え尽き (@oshirukotori) 2015, 7月 5
リポDの薬の味がのどにぐぇってくるけどすごい元気になれるから信頼してる
— オリヴィエ尊い (@kkyouori00) 2015, 7月 5
あまり試したくはないですが、個人的にはポッキーと一緒に飲むとトウモロコシ味というのが気になります。
リポビタンDの成分
味に続いて、次は100mlあたりのリポビタンDの成分を見てみましょう。
- カロリー 68kcal
- 糖質 19g
- タウリン1000mg
- イノシトール 50mg
- ニコチン酸アミド 20mg
- チアミン硝化物(ビタミンB1)5mg
- リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2)5mg
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)5mg
- 無水カフェイン 50mg
- 添加物:白糖、D-ソルビトール、クエン酸、安息香酸Na、香料、グリセリン、バニリン
リポビタンDとよく比較されるオロナミンCは、1本120mlあたり糖質19g、カロリーは79kcalです。
リポビタンDのほうがちょっとカロリーは抑えめですね。
あとでご説明しますが、リポビタンDにはさらにカロリーオフの商品もあるので、気になる方はそちらを選びましょう!
また、タウリンというのはアミノ酸の一種で、私たちの体の中いたるところに存在している物質です。
飲めばすぐにエネルギーの源になってくれる、まさにCMのイメージどおりの中身なんですね。
ドライバーさんは注意!カフェインとアルコールについて
リポビタンDが体にいいドリンクということはわかりましたが、少し気になるのが、カフェインとアルコールについてです。
調べたところ、缶コーヒー1本に入っているカフェインは約150mgですから、リポビタンDに含まれるカフェインが多すぎるということはないようです。
また、成分表には記載がないものの、リポビタンDのような栄養ドリンクには少なからずアルコール成分が入っています。
何本も飲めば、アルコール検知器にひっかかることもあるので、運転時などは特に注意しましょう。
もちろん子どもさんもNGです。
その場合は幼稚園でも飲める「リポビタンDキッズ」を選びましょう。
知ってた?リポビタンDの幅広いラインナップ!
さきほど子供用のリポビタンDをご紹介しましたが、他にも16種類の商品があることはご存知でしたか?
カフェインゼロのものや、カシスグレープ味など、バリエーションも豊富です。
低カロリーの商品も多数ありますので、一部ご紹介しますね。
- リポビタンDライト 1本58kcal、甘さを抑えた味
- リポビタンファイン 1本6kcal、ノンシュガーの低カロリー処方
- リポビタンノンカフェ カフェインフリー
- リポビタンハーフ 1本あたりカロリー1/2の34kcal、 甘さを抑えてスッキリした風味に
- リポビタンD11 アルギニンや生薬を配合し、効き目をプラス!
- リポビタンDロイヤル 4種類の強壮生薬を配合
- リポビタンフィール 1本18kcalでカフェインゼロ、カシスグレープ味
効き目、カロリー、いろんなニーズにあわせて選べる選択肢の多さもいいですね。
ただ、生薬配合のタイプなどは薬局でしか購入できませんのでご注意ください。
ぜひ、用途に分けて使い分けましょう。