あなたはピアスの穴を開けていらっしゃいますか?
いまや性別を問わず、ピアスをつけている方は大勢いらっしゃいますね。
なかには、4つも5つも開けていたり、耳たぶだけでなく軟骨の部分にピアスをつけていたりする方もいます。
そんなおしゃれを楽しんでいた人も、学生さんであれば就職活動を始めるタイミングでピアスを卒業しなければならなくなることもあります。
社会人であっても、転職や異動などでお客様の前に出る仕事になると、ピアスがNGとされたり。
また、穴をたくさん開けてすぎたから減らしたい、開けた場所が気に入らなくて…なんてこともあるでしょう。
そこで、必要のなくなったピアスの穴はいったいどのくらいで閉じるのか、調べてみました。
どのくらいで自然に閉じるもの?
ピアスの穴って、放っておいたら勝手に閉じてしまうものなのでしょうか?
これは正直なところ個人差による、としか言いようがありません。
- ピアスを使っていた期間
- 常用していたピアスの太さや重さ
- 体質
上に挙げた条件のなかでも重要なのは、ピアスを使っていた期間です。
穴は開けた当初は「傷口」ですので、ピアスを外すと体がすぐに傷をふさごうとし、数時間で閉じてしまうこともあるようです。
ですが、数ヶ月〜半年ほどピアスを装着していると、穴の内部にも新しく皮膚が形成されます。
これが、ピアスの穴が安定した状態ですが、傷口ではなくなっているために、外してもすぐに閉じてしまうことはありません。
実は筆者にも1年以上使っていないピアスの穴があります。
表面はごく小さな穴があるだけですが、先ほど試してみたところ、みごとにすんなり通ってしまいました。
まさか通るとは思ってもみなかったので驚きましたが、どうやらいったん完成されてしまったピアスの穴は、ちょっとやそっとではふさがらないようですね。
手術で閉じる方法も
長年にわたり、大きくて重いピアスをつけ続けていたために、穴が大きく広がってしまったという人もいます。
こういう場合は自然に塞がるのは時間もかかるうえ、きれいに閉じなくて目立つ傷跡が残ってしまいます。
また、耳たぶの端っこに開けた穴がピアスの重さなどでどんどん下がってきて、最終的に耳のはしが切れてしまったり、もしくはピアスをうっかり服に引っかけてしまい、耳に裂傷ができてしまったために、耳たぶの形がいびつになってしまったというケースもあります。
そんな方は、ぜひ一度、お医者様に相談してみましょう。
皮膚科、形成外科、美容外科などで手術してもらえるようです。
傷跡をなるべく目立たなくしたいなら、できるだけ、ピアスの穴を閉じた経験が豊富な医師にみてもらいましょうね。
なお、ピアスの穴が化膿するような状態であれば、健康保険が適用される手術になるそうです。
自費での場合は、5〜10万円ほどかかります。
いかがでしょうか?
よほど大きくなってしまったものや、耳たぶの形が変形してしまったというのでない限り、使っていないピアスの穴はそれほど目立ちませんから、あまり気にしなくても大丈夫。
ただ、炎症がたびたび起きるようでしたら、必ずお医者様の診察を受けましょう!