あなたはリポビタンDをどんな時に飲みますか?
朝でしょうか、夜でしょうか。
それとも、ここ一番の勝負前でしょうか。
今回は、リポビタンDを飲むベストなタイミングについて考えてみましょう。
それは、探偵ナイトスクープが教えてくれた。
最初に言ってしまうと、リポビタンDを飲むタイミング、私は知っています。
なぜなら、20年ほど前に探偵ナイトスクープのこんな依頼を見たからです。
それは「リポビタンDを飲むと、CMのように崖を登ったり、丸太を担いだり、友人を片手で支えることができるのでしょうか」というものでした。
当時のリポビタンDのCMがこちらです。
たしかにこれを見ると、リポビタンDを飲むとものすごい力が出るような気がしますよね。
そして実際に依頼者がリポビタンDをぐいっと飲んで崖に登ると・・・できません。
丸太も、担げません。
「これは一体どういうこっちゃ!」と桂小枝が大正製薬に問い合わせてみると、衝撃の答えが・・・
「肉体疲労時の栄養補給とCMでも流れているように、体力を消耗した後に飲むドリンクです」とのこと。
たしかに、CMをよく見ると、ものすごく体力を使うシーンのあとにリポビタンDを飲んでいますよね。
ほとんどの日本人が、誤解していたはずです。
眠気覚ましにもいい!
「リポビタンDは体が疲れたときに飲むもの」
最初に結論が出てしまいましたね。
でも、それだけじゃありません。
以下、リポビタンDの成分から考えてみましょう。(100ml中)
- タウリン:1000mg
- イノシトール:50mg
- ニコチン酸アミド:20mg
- チアミン硝化物(ビタミンB1):5mg
- リボフラビンリン酸エステルナトリウム(ビタミンB2):5mg
- ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6):5mg
- 無水カフェイン:50mg
このカフェイン50mgというのは、実は100ml中でいうとレッドブルやバーンよりも多い数値なんです。
ということは、眠気覚ましにも最適なんですね。
疲れを解消してくれる成分タウリンも入っているので、お疲れ気味の朝に飲むのもおすすめです。
シャキッと元気になれそうですね。
寝る前はおすすめしません
朝飲むのはおすすめするとして、夜はどうでしょう。
「肉体疲労時の栄養補給」ということから、眠る前に飲んで朝に疲れを残さないというのも十分アリな気がしますよね。
でも、忘れてはいけません。
もちろん、リポビタンDには疲れを取る成分もたくさん入っていますが、カフェインも入っています。
うっかり寝る前に飲んでしまって目が冴えて眠れないというケースも考えられます。
もし飲むのであれば、カフェインゼロのリポビタンDを飲みましょう。
また、リポビタンフィールという商品は、カフェインゼロの上に1本18kcalなので、寝る前に飲むのにぴったりです。
ここまでをまとめると、「リポビタンDは疲れたときや朝に飲むと良く、カフェインが含まれている場合は寝る前に飲まない」ということですね。
最初のナイトスクープの話のように意外と誤解している人も多いので、ぜひ周りにも教えてあげてください。