高校の文化祭といえば、高校の雰囲気や「素」の生徒の様子が見られるイベントですよね。
志望校の文化祭に行こうと予定している中学生も大勢います。
でも、そのときに気になるのが着ていく服装ですよね。
思いっきり私服で行って何か言われたらどうしようか、制服で行って逆に浮かないか、ちょっと悩みどころだったりします。
そんな方は、これを見て予習しておきましょう。
来場者の服装規定
まず、外部の来場者を受け入れている場合、ほとんどの高校が服装についての規定はありません。
在校生や他校から来た高校生は、もちろん制服で参加しますが、在校生の家族はさまざまな年齢の人がいるので、ほぼ私服で行くでしょう。
中学生の来場者は、制服と私服が半々というところが多いようです。
ですから、基本的には、自分の好きな格好で行って大丈夫です。
「私服」派の意見
次に、私服派と制服派それぞれの意見を見てみましょう。
まず私服派の意見はというと、学校説明会などは制服で行くべきだけど、文化祭は気軽に参加できる行事なので私服で行くというものが多くありました。
特に、女子に比べて男子は私服で行く割合が高いようです。
自由な雰囲気の高校では、制服で行くほうが逆に浮いて見えることもあるようです。
高校側が中学生の来場者全員の服装をチェックすることはないので、私服で行っても注意されることはありません。
「制服」派の意見
大半の高校が来場者の私服OKという中、地域や学校によっては、私服参加NGのところもあるようです。
在校生の知り合いや、学校に問い合わせて確認するのがよいでしょう。
最近では、高校のホームページに注意事項が記載されているところも多いので、事前に目を通しておきましょう。
調べたところ、中には制服着用の上に生徒手帳やスリッパまで持参して参加しなければいけない高校もありました。
自分の志望校なだけに、注意が必要ですね。
こういう場合は注意!
いずれの場合も、その高校がどうかを事前に調べたうえで服装を考えたいですね。
ただ、文化祭と同時に学校説明会やオープンキャンパスを実施している高校があります。
中には、どの中学校の生徒が来場したか、どんな生徒だったかを記録にとっているところもあります。
せっかく志望校の見学に行くのであれば、仮に私服OKの高校であったとしても制服で行くのが無難かもしれませんね。
その場合は、受付時に自分が中学3年生でこの高校を志望している旨を伝えましょう。
私服で行くなら・・・
私服で行く場合は、派手な格好よりは、清潔感のある服装が好ましいでしょう。
ジーンズなどのカジュアルなアイテムでもいいですが、いつもより少し「品のいい」感じを意識するとよいですね。
たとえば、Tシャツよりは衿つきのシャツにしたり、女子ならブラウスにしたりと、若干おとなしめを心がけましょう。
裾をひきずったパンツや汚れた靴など、だらしない着こなしもよくありません。
校内で靴を脱ぐこともあるかもしれないので、靴下は必ず履いていきましょう。
高校内の見学ポイント
文化祭ほどたくさんの生徒や先生たちを見られる機会はそうそうありません。
また、学校説明会などとは違った「素」の姿の生徒や先生を見られるのもいいところです。
先生と生徒のやりとりや、学校内の設備、教室の雰囲気など、自分が学生としてここに通うということをイメージしながら、たくさん見てきてください。
おもに見るべきポイントは、以下の4つです。
- 先生や在校生の雰囲気、様子
- 校舎や設備
- トイレ
- 教室
高校の雰囲気に触れられるイベント、文化祭。
きちんとその高校に合った服装を下調べしたうえで、楽しんでくださいね。