思い出がたくさんつまったカセットテープ。
一生懸命好きな曲を集めて作ったテープや、子供達が小さかったころの歌声など、世界に一つしかない宝物のカセットテープもあるかと思います。
でも、カセットテープの劣化が気になりますよね。
また、カセットの再生機器を店頭で見かける機会も減り、今使っているものが壊れてしまったら修理にも出せないかもしれません。
既に壊れてしまっていてもう聞けない、という方もいるのではないでしょうか。
CDに変換しておけば、カセットよりも気軽に、いつまでも大切な思い出を楽しめますよね。
でも、一体どうすればよいのでしょうか?
まずはパソコンを使用してダビングする場合について紹介します。
ある程度パソコンの知識があれば簡単にできます。
用意するもの
- パソコン
- ラジカセ
- オーディオ用接続用コード
- 音源を取り込むソフト
*フリーソフトを使用する場合の例
フリーソフトなので連続録音時間が90分に制限されています。
*ウインドウズのサウンドプレイヤーを使用することもできます。
ライティングソフト
*購入する場合の例
*他のフリーソフトの例
おすすめのフリーソフトが10個掲載されている記事をご覧ください。
*パソコンにプレインストールされている場合もありますので、確認してください。
やり方
- ラジカセのヘッドホン部分とパソコンのマイク端子をオーディオコードで繋ぎます。
- 音源を取り込むソフトを起動し、録音を開始します。
- パソコンに取り込まれた音源をライティングソフトを使ってCDに保存します。
基本的にどのソフトを用いても、概ねこのやり方がやりやすいです。
他のやり方もありますが、簡単にやるならこのやり方がベストでしょう。
こちらはウインドウズのサウンドレコーダーを使っている動画です。
とても丁寧に解説されていますので、ぜひご覧ください。
機器を使ってダビングする
パソコンだけでなく便利な機器を使うことでダビングすることも可能です。
- カセットテープ→mp3変換プレーヤーを使う
USBメモリにカセットテープの音源を録音できます。
その後、パソコンでCDに録音します。
パソコンとは違いソフトを導入する必要がありませんので、非常に簡単にダビングができます。
- CDコピー機能搭載マルチプレーヤーを使う
お値段は高くなりますが、一番簡単な方法です。
自分でダビングをするにはちょっとスキルの自信が無かったり、なかなか時間が取れないという方もいると思います。
その場合は、ダビングサービスを利用してみましょう。
カセットを宅急便等で送ると、CDにして送り返してくれます。
CD1枚(75~80分)へのダビングは、1000円前後のところが多いようです。
オプション等によって、値段が多少変わりますのでご注意ください。
お店によっては、10枚以上で20%オフなどの割引サービスを実施しているところもあります。
カセットの量が多くて途方に暮れている、というのであれば、ぜひ試してみてください。
依頼する際は、一度に全部ではなく、最初にいくつか頼んで出来上がりを確認してみた方が良さそうです。
また、テープを発送する際はプチプチなどの緩衝材で保護してから、梱包するようにしましょう。
実際のお店の例としては以下のようなものがあげられます。
東京・大阪・名古屋・仙台にあります。
店頭に直接持ち込むことも可能です。
奈良県のお店です。
高知県のお店です。
これらはあくまでも例ですので、他にももちろんたくさんお店はあります。
お近くの店舗を選べば、その分早く対応できるかと思いますので、探してみるといいでしょう。
まとめ
色々と解説してきましたが、大まかに以上の内容をまとめますとこのようになります。
お金をかけたくなくパソコンの知識がある方は「パソコンを利用したやり方」
お金をかけたくなくパソコンの知識がない方は「機器を使ったやり方(USB)」
お金を多少かけても簡単に素早くやりたい方は「機器を使ったやり方(CDコピー機能搭載マルチプレーヤー)」
お金を多少かけるが、自分では一切機器に触りたくない方は「業者」
を選ぶと良いでしょう。
色々とダビングの仕方を紹介してきましたが、自分にあったやり方を選ぶのが良いでしょう。