いきなりですが、みなさんのつむじは頭のどのあたりにありますか?
理想的なのは頭頂部にひとつだけ、ですよね。
でもたいていは左右どちらかにずれているし、2つどころか3つも4つもあったりします。
ちなみに筆者は、最近になってえりあしに2つもつむじがあることに気づきました。
ショートカットにしたときに、後ろ髪のおさまりが悪いと思っていたら、どうりで…。
つむじって髪型を決めるのに大きな影響があるので、位置に悩んでいる方も多いと思います。
なかでも困るのは、前髪につむじがある場合ではないでしょうか。
額の生え際のあたりにつむじがあると、まず前髪をおろすヘアスタイルが思うようにできません。無理やりおろしても浮いてしまって、前髪の長さが不揃いになってしまうので、しかたなくいつもおでこをすべて出す髪型になさっている方が多いようですね。
カチューシャをつけたり、編みこみヘアをしてみたり、前髪が長いからこそできる可愛いアレンジもあります。
でも、女性だったら前髪をまっすぐおろすヘアスタイルはやはり諦めきれないもの。
額につむじがあっても前髪をつくっていらっしゃる方は、ワックスやスプレーで固めたり、ピンで固定したり、いろいろ工夫されているようです。
でもそれ以外に、なんとか方法はないものでしょうか?
ブローの前にまずは髪の毛をしっかり濡らしましょう。
ポイントは、水をなじませるために少し時間をおくことと、地肌まで濡らすことです。
乾かすのに時間がかかってしまいますが、このひと手間をかけると、仕上がりが全然違います。
浮いてしまう部分の髪を抑えながら、ドライヤーの風をしっかり当てましょう。
乾ききってからも、ドライヤーの熱が残っているあいだは、手で浮きやすい部分を抑え、熱が取れるのを待ちます。
こうすることで、髪にしっかりクセがつくので、前髪が風に吹かれてしまっても、浮きにくくなります。
美容師さんに相談してみましょう
一人で悩んでいないで、やはりプロに相談してみましょう。
あなたの髪質や、つむじの位置を考えたうえで、前髪をつくってくれるはずです。
また、浮いてしまう前髪をうまくおさえるブローのやり方も、美容師さんから教わることができるでしょう。
それでもダメなら前髪ウィッグ
できることなら自前の毛で前髪をつくりたいところですが、どうしてもうまくできない! 毎日ブローにそんな時間をかけられない! という方は、思い切って前髪ウィッグを使ってみましょう。
これなら、ヘアアクセサリー気分で使えます。
生え際につむじがあって困るのは、前髪をつくるときだけではありません。
分け目が思い通りの位置にならない、これは本当に悩ましいものですね。
こちらもやはり、ブローで解決するのがいちばんです。
まず、髪の毛と地肌をしっかり湿らせます。
ドライヤーの風は、つむじのせいで自然と分け目ができてしまうところには当てないようにします。
髪の流れに逆らってクセをつけるように風をあててください。
これは朝のブローのときの話ですが、前の夜に洗った髪を乾かすタイミングでも行うと、翌朝が楽になります。
もしも生え際のクセがあまりに強いのならば、このときにふだんの分け目と反対方向に髪の毛を流し、それをピンで押さえて寝るという方法もあります。
このとき、髪の毛を心もち「引っ張る」ように流すのがコツです(痛みが出るほどやるのは、毛根を痛めるのでNGです)。
ヘアスタイルが決まらないと本当に憂鬱なもの。
前髪という、顔の印象を左右するパーツであればなおさらです。
この記事を読んだあなたの髪型が、少しでも理想に近づけたら幸いです。