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「えぐい」とは?意味と語源は?方言なの?疑問を解消します!

「えぐい」とは?意味と語源は?方言なの?疑問を解消します!

私は京都で生まれ育ちましたが、子供の頃から当たり前のように「えぐい」という言葉を使っていました。

その話めっちゃえぐいわー!とか、ようそんなえぐい事しはるわー!とか。

 

結構いろんな意味で使っていて、あまり気にも留めず使っていたのですが、そういえば本来はどういう意味なんだろうと疑問に感じました。

私自身は以前ほどえぐいは使わなくなっているのですが、最近若者の間で流行りなのかよく耳にする気がします。

 

という事で、今回は「えぐい」について調べてみる事にしました。

 

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えぐいの意味と語源

話し言葉以外に「このたけのこ、少しえぐみがありますね」という使い方もしますよね。

なのでしぶいなどが本来の意味なのでしょうか。

 

辞書などの記述では、

 

  • あくが強く、喉や舌を刺激するような味がする
  • いがらっぽい感じがする。えがらっぽい

 

などと記されています。

そして実はこの言葉、上記の意味合いにおいては平安時代から使われていた言葉だそうで、ずいぶん歴史があるのがわかります。

 

また、セロリ類の植物「えぐ」から、という説もあるとか。

しかしそれが現代に至るまでに

 

  • 気色悪い、気味が悪い
  • (気色悪いほど)残忍な、残虐な
  • きつい、きびしい、つらい
  • むごたらしい、どぎつい

 

となどいう意味に転じて置き換えられてきたそうです。

あまりいい意味合いではありませんが、いろんなニュアンスとして使われているようです。

 

ところでこのえぐいという言葉、私は当たり前のように使っていましたが、標準語なのでしょうか、方言なのでしょうか

これも調べてみると、関西弁、京ことばという説が有力のようです。

 

関西弁で「えげつない」という言葉がありますが

(意味・言動が露骨でいやらしく、度を過ごして人に迷惑・不快の感じを与える様子。思いやりがなく残酷、むごたらしい、など)

 

それを略したような、近い意味で使われている印象があります。

別の地域でも使われているようですが、主に関西より西の地域に多いようです。

 

けれど会話として多用しているのは、やはり物事をはっきり言う傾向の関西人なのかも?

 

英語では何て言うの?

英語ならどういう言い回しになるのでしょう。あまり想像つきませんよね?

なもんでちょっと調べてみました。

 

英語ではドンピシャな単語はないようで、それらに近い意味の単語を用いる事が多いようです。

 

  • harsh…態度・言動などが厳しい、手厳しい、とげとげしい、辛辣な
  • gross…いやな、むかつく、気持ち悪い、ぞっとする
  • cruel…残酷、冷酷、無慈悲、邪険

 

このあたりが「えぐい」という意味合いで使われているようです。

 

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「グロい」や「むごい」は同義語?

 

そういえば「グロい」や「むごい」という言い回しもよく使うと思いますが、これらと「えぐい」は同じような意味なのでしょうか。

「グロい」は「グロテスク」の略で異様な人物や動植物などに曲線模様をあしらった装飾文様で古代ローマに由来

 

ひどく異様なさま。怪奇なさま。異様。グロ。「グロテスクな形」という意味で、「むごい」は見るにたえないほど痛ましい。残酷。思いやりがない。無慈悲。

という意味なので、本来の意味としては多少異なるものの方向は同じなので、えぐいと同じように使っても間違いではないのでしょうね。

 

ツイッターに見る、いまどきの「えぐい」

では実際にはどういう風に使われているのか、ツイッターから探ってみることにしましょう。

 

これらはきびしい、つらい、残忍な意味合いで使わていますね。

現代の本来の使い方といったところでしょうか。

 

今なら「何なんこの暑さえぐいわ!」って感じ?

 

 

これらはかっこいいとか素敵とかの肯定的な意味で使われている様子。

今どきの「やばい」の言い回しに似ているようで、関西人同様自由に使わている印象ですね。

 

正しい意味で、正しい日本語として使うのは大事ですが、たまにはこういうくだけた使い方も、微妙なニュアンスが伝わっていいかもしれませんね。

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