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陥没呼吸【赤ちゃん,新生児,小児】部位、原因、治療法について解説

陥没呼吸【赤ちゃん,新生児,小児】部位、原因、治療法について解説

 

げっぷはしたか、うんちはでたか、汗をかいていないかetc…

赤ちゃんのお世話は、本当に四六時中気を配らなければなりませんよね。

 

やっと眠ってくれたと思って赤ちゃんの寝顔を見ていると、あれ、なんだか胸の下がへこんでいるような・・・なにこれ!?

 

それは、陥没呼吸と呼ばれる赤ちゃんによく起きる症状です。

 

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陥没呼吸とは

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息を吸ったときに、のどの下や胸がペコペコへこむ状態を陥没呼吸といいます。

普段は普通の呼吸をしていても、大泣きしたときにそうなる赤ちゃんもいます。

 

似た症状にシーソー呼吸というのがありますが、こちらは空気を吸ったときに胸が陥没しておなかがふくらみ、吐くときにその逆になります。

 

陥没呼吸は鎖骨の上や助骨がへこむので、見分けるときに参考にしてください。

 

赤ちゃんががんばっている証拠

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次に、陥没呼吸の原因についてご説明します。

赤ちゃんの呼吸が規則的になるのは、だいたい生後1ヵ月半だといわれています。

 

生まれたばかりの赤ちゃんの胸郭はやわらかく、空気を吸おうとしたときに花から空気が入る前に胸がへこんでしまい、十分な息が吸えないことがあります。

 

まだ慣れない呼吸を一生懸命頑張りながら、赤ちゃんはがんばって生きようとしているんですね。

 

ですから、新生児の呼吸が不規則だったり異常なのは、特別なことではありません。

また、早産で産まれた子は陥没呼吸が起きることが多いと言われています。

 

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陥没呼吸かなと思ったら

 

さきほどご説明したように、陥没呼吸は一過性の場合もあります

 

ママさん自身がけっこう気づかない場合も多く、乳児検診などで「陥没呼吸だね」とサラリと言われて驚くこともあるようです。

 

よっぽどでない場合は経過観察となりますので、特に医師に何も言われないようであれば心配はいりません。

 

ミルクをしっかり飲んで、体重も増えているなら様子を見守りましょう。

 

こんな場合は救急へ!

 

心配し過ぎなくて大丈夫、とはいうものの、緊急対応が必要な場合もあります。

 

陥没呼吸やシーソー呼吸などの異常呼吸は、気道の閉塞や細気管支炎、肺炎、RSウイルスといった重篤な病気によって起きる場合もあるのです。

 

こんな症状が見られたら、すぐに小児科か小児救急外来を受診しましょう。

 

  • 喘息のような痰が絡んだゼーゼーした音がする
  • 冷や汗をかいている
  • 脈がいつもより速い、または遅い
  • 刺激しても反応がない
  • 顔や体にチアノーゼがある(手足のチアノーゼは除く)
  • 呼吸が弱い
  • 肩で息をする
  • 多呼吸になっている(乳幼児の場合、1分間に50回以上がめやす)

 

陥没呼吸の治療法

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病院で治療をする場合は、人工呼吸器を使って酸素供給を補助したり、薬剤を投与します。

この薬剤は「人工肺サーファクタント」というもので、新生児の呼吸状態を改善する特効薬です。

 

また、RSウイルスの感染症により陥没呼吸が起きているケースもあります。

その場合は、シナジスという抗体を注射して症状の重篤化を防ぎます。

 

赤ちゃんの間は、心配なことがいっぱいですよね。

でも、いざというときのためにいろいろ知っておけば冷静に対処できます。

 

かかりつけの小児科医や#8000(小児科救急電話相談)、自治体の子育て相談などを利用して、普段から気軽に相談できる窓口を作っておくと、いざというときに安心です。

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